五労と五臓の組合せについて正しいものはどれか。
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正解は3番
解説
『素問』宣明五気篇にみられる五労(五臓の労損)において、久立は骨を傷損し、腎を痛めるとされている。骨は腎の主るところであり、長時間立ち続けることは腎の精気を消耗させるため、腎と久立の組合せが正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 久立は骨を傷損し腎に属する。心労は久視によるものであり、久立ではないため誤りである。
- 2. 久坐は肉を傷損し脾に属する。肝労は久行によるものであり、久坐ではないため誤りである。
- 3. 正解。『素問』宣明五気篇にみられる五労(五臓の労損)において、久立は骨を傷損し、腎を痛めるとされている。骨は腎の主るところであり、長時間立ち続けることは腎の精気を消耗させるため、腎と久立の組合せが正しい。
- 4. 久行は筋を傷損し肝に属する。脾労は久坐によるものであり、久行ではないため誤りである。
国試ポイント
五行色体論における五労(久行・久視・久坐・久臥・久立)と五臓の対応は、暗記が必須のポイントである。どの臓がどの過労を嫌うかを正確に結びつける。
覚え方
「肝は歩く(久行)、心は見つめる(久視)、脾は座る(久坐)、肺は横になる(久臥)、腎は立つ(久立)」と身体部位の負担をイメージする。
対になる知識
五臓と五労の対応関係として、肝は久行、心は久視、脾は久坐、肺は久臥、腎は久立とそれぞれ分類される。これらは過度な同一姿勢や活動が特定の臓腑を消耗させるという病因論に基づいている。
関連知識
五行色体論では五臓に対し、五官(目・舌・口・鼻・耳)、五志(怒・喜・思・悲憂・恐)、五液(涙・汗・涎・涕・唾)などが体系的に分類されている。これにより人体を自然界の法則と結びつけて包括的に理解することができる。