細胞間にイオンや低分子物質を通過させるチャネルを形成する細胞間接着装置はどれか。
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正解は3番
解説
ギャップ結合は隣接細胞間でチャネルを形成し、イオンや低分子物質を直接やり取りして代謝的・電気的共役を行う細胞間接着装置である。
選択肢ごとの解説
- 1. 接着斑は細胞骨格のアクチンフィラメントを介して細胞同士を強固に結合させる装置であり、物質の通過経路ではないため誤りである。
- 2. 密着結合は細胞間隙を閉鎖して物質の細胞間移動を防ぐバリアとして機能するため、イオンや低分子を通過させるチャネルを形成する機能はない。
- 3. 正解。ギャップ結合は隣接細胞間でチャネルを形成し、イオンや低分子物質を直接やり取りして代謝的・電気的共役を行う細胞間接着装置である。
- 4. ヘミデスモソームは上皮細胞の基底面と基底膜を結合する構造であり、細胞同士を結合するものではないため誤りである。
国試ポイント
各細胞間接着装置(タイト結合・ギャップ結合・接着帯・デスモソーム)の形態と機能の組み合わせは解剖学の頻出問題である。
覚え方
ギャップ=隙間・穴(チャネル)、タイト=きつい(バリア)とイメージする。
対になる知識
接着帯(中間結合)はアクチン線維に結合し、細胞を帯状に連結する。 / ギャップ結合(交通結合)は細胞間にイオンや低分子物質を通過させるチャネルを形成する。 / デスモソーム(デスモソーム接着斑)は中間径フィラメントに結合し、細胞を点状に強く接着させる。
関連知識
細胞接着装置には、タイト結合、ギャップ結合、接着帯、デスモソーム、ヘミデスモソームなどがある。それぞれ物質の透過遮断、情報・イオンの直接やり取り、機械的結合などの異なる重要な役割を担っており、上皮組織の機能と構造の維持に不可欠である。