内転筋管(ハンター管)を通過する構造物はどれか。
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正解は1番
解説
内転筋管(ハンター管)は、大腿中下部に位置する筋膜性の管であり、大腿動脈、大腿静脈、および伏在神経が通過する。縫工筋と大内転筋、内側広筋に囲まれたトンネル状の構造をなし、血管が深部から浅部へ抜ける重要な通路である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。内転筋管(ハンター管)は、大腿中下部に位置する筋膜性の管であり、大腿動脈、大腿静脈、および伏在神経が通過する。縫工筋と大内転筋、内側広筋に囲まれたトンネル状の構造をなし、血管が深部から浅部へ抜ける重要な通路である。
- 2. 閉鎖神経は閉鎖管を通過して大腿内側に向かう神経であり、内転筋管を通らない。閉鎖神経は主に内転筋群を支配する神経であり、ハンター管の通過物とは異なる。
- 3. 大腿神経は鼠径靱帯の下を通過して大腿前面の筋や皮膚に分布するが、内転筋管は通過しない。内転筋管を通過するのは大腿動脈、大腿静脈、および伏在神経である。
- 4. 坐骨神経は骨盤から大腿後面を下行する下肢最大の神経であり、内転筋管は通過しない。内転筋管を通るのは前方の血管系と伏在神経であり、坐骨神経の走行経路とは大きく異なる。
国試ポイント
内転筋管(ハンター管)の構成筋と通過構造物(大腿動脈・大腿静脈・伏在神経)のセットで覚えられているかが問われる。
覚え方
ハンター管=動脈・静脈・伏在神経
対になる知識
内転筋管は縫工筋、大内転筋、内側広筋によって構成される管状の構造である。これに対し、大腿の近位部には大腿神経・大腿動脈・大腿静脈が通過する三角状のくぼみである「大腿三角」が存在し、両者の位置関係や内容物は対比して覚える必要がある。
関連知識
内転筋管を出た大腿動脈と大腿静脈は、膝窩へと移行し膝窩動脈および膝窩静脈となる。また、内転筋管を通過する伏在神経は下腿内側の皮膚感覚を支配する皮神経であり、血管とともに管内を通る点も国家試験で問われやすい。