産業衛生管理のうち作業管理はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
防塵マスクの使用は、有害物質が発生する作業を行う労働者個人に対して、呼吸器からの有害物質の吸入を防ぐための保護具を装着させる行為です。これは、有害因子の暴露から労働者を直接的に保護する措置であり、作業方法や作業行動を管理する「作業管理」に該当します。
選択肢ごとの解説
- 1. 作業場の換気は、作業環境中の有害物質濃度を希釈・除去することで、作業場全体の環境を改善するものです。これは「作業環境管理」に該当します。 正しくは:作業環境管理
- 2. 正解。防塵マスクの使用は、作業者が有害物質を吸入するのを防ぐ個人用保護具の適用であり、作業者の行動や装備に関する管理であるため、「作業管理」に該当します。
- 3. 定期健康診断の実施は、労働者の健康状態を把握し、健康障害の早期発見・早期治療、疾病の進行予防を目的としたものです。これは「健康管理」に該当します。 正しくは:健康管理
- 4. 作業環境測定の実施は、作業場における有害因子の濃度や物理的因子のレベルを評価し、作業環境の現状を把握するためのものです。これは「作業環境管理」の基礎となる活動であり、作業環境そのものの管理に分類されます。 正しくは:作業環境管理
国試ポイント
産業衛生管理における作業管理、作業環境管理、健康管理の具体的な内容を区別して覚えることが重要です。
混同注意
作業管理と作業環境管理は混同しやすく、前者は労働者個人への対策、後者は作業場所全体への対策という視点で区別します。
次に同じ論点が出たら
「作業管理」を問われたら、作業方法や労働者の行動、個人用保護具の使用など、労働者個人に焦点を当てた対策であるか否かで判断します。
覚え方
「作業管理」を問われたら、作業方法や労働者の行動、個人用保護具の使用など、労働者個人に焦点を当てた対策であるか否かで判断します。
対になる知識
作業管理と作業環境管理は混同しやすく、前者は労働者個人への対策、後者は作業場所全体への対策という視点で区別します。
関連知識
産業衛生管理の三管理(作業環境管理、作業管理、健康管理)は、労働者の健康障害を予防するための基本的な枠組みです。これに加えて、労働衛生教育や総括管理も重要です。