脳卒中後のブルンストロームステージにおいて、弛緩性麻痺であり、共同運動や随意運動が全く見られない段階はどれか。
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正解は2番
解説
ブルンストロームステージのステージⅠは、脳卒中発症直後などにみられる弛緩性麻痺の状態であり、共同運動、随意運動、痙縮のいずれも全く認められない最初の段階である。
選択肢ごとの解説
- 1. ステージⅢは、共同運動の全体像が随意的に可能になり、痙縮が最も強くなる段階である。
- 2. 正解。ブルンストロームステージのステージⅠは、脳卒中発症直後などにみられる弛緩性麻痺の状態であり、共同運動、随意運動、痙縮のいずれも全く認められない最初の段階である。
- 3. ステージⅥは、個々の関節運動がほぼ正常に近く、痙縮がほとんど消失し協調運動も概ね正常化する最終段階である。
- 4. ステージⅤは、共同運動から分離した複雑な運動が随意的に可能となり、痙縮がさらに減弱する段階である。
国試ポイント
ブルンストロームステージⅠ〜Ⅵの各段階における特徴(弛緩、共同運動、分離運動、痙縮の強弱)の組み合わせ問題は国家試験の定番である。
覚え方
ステージI:一(いち)番最初は弛緩(しかん)から
対になる知識
ブルンストロームステージの初期であるステージⅠ(弛緩性麻痺であり共同運動や随意運動が全く見られない段階)の対として、随意的な個別運動が可能となり痙縮がほぼ消失する終末期のステージⅥまでの各段階における運動パターンの変化を体系的に整理しておかなければならない。
関連知識
脳卒中後にみられる共同運動は、錐体路障害により特定の筋群が一連の協調した動きとして同時に収縮してしまう異常運動パターンである。また、痙縮は他動運動の速度依存性抵抗増大を臨床的特徴とする典型的な上位運動ニューロン障害の徴候であり、麻痺の回復過程を評価する上で重要な指標となる。