筋筋膜性腰痛の治療に有効な手技はどれか。
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正解は3番
解説
筋筋膜性腰痛は、過度の負荷や不良姿勢により筋線維や筋膜に微小損傷が生じ、局所の硬結や過緊張が形成されることで発生する。治療には、罹患筋へのストレッチ、マッサージ、温熱療法などが有効である。
選択肢ごとの解説
- 1. SLR(下肢伸展挙上)テストは、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの有無を評価するための理学検査(診察法)であり、治療手技ではない。
- 2. 体幹回旋は、筋筋膜性腰痛において腰部筋にストレスを与え、疼痛を増強させる動作(増悪因子)の一つである。
- 3. 正解。筋筋膜性腰痛は、過度の負荷や不良姿勢により筋線維や筋膜に微小損傷が生じ、局所の硬結や過緊張が形成されることで発生する。治療には、罹患筋へのストレッチ、マッサージ、温熱療法などが有効である。
- 4. FNS(大腿神経伸展)テストは、大腿神経の刺激症状を評価するための理学検査であり、治療手技ではない。
国試ポイント
筋筋膜性腰痛の原因病態(筋・筋膜の過緊張や硬結)と、それに伴う理学療法(マッサージ、ストレッチ)の組み合わせを問う問題。
覚え方
「筋筋膜=マッサージでほぐす」
対になる知識
椎間板ヘルニアでは体前屈や咳で疼痛が増悪しSLRテストが陽性となり、大腿神経痛ではFNSテストが陽性となる。これに対し、筋筋膜性腰痛では体幹回旋やストレッチで疼痛が誘発されることが多く、マッサージや温熱療法などの物理療法が有効である。
関連知識
腰痛の診察では、問診による増悪・寛解因子の詳細な確認に加え、視診や触診による筋緊張の評価、神経根症状を鑑別するための各種理学検査(SLRテスト、FNSテストなど)を組み合わせて総合的な病態評価を行う。