脳波について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
a波(アルファ波)は、安静覚醒閉眼時に後頭部優位に観察される8〜13Hzの律動的な脳波であり、開眼や精神活動により抑制される(アルファ波阻止)。これは視覚入力の遮断と関連脳領域の活動状態を反映している。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。a波(アルファ波)は、8〜13Hzの周波数帯を持ち、安静覚醒閉眼時に後頭部優位に現れる生理的な脳波である。開眼や計算などの精神活動によって抑制される。
- 2. b波(ベータ波)は、周波数が14Hz以上とa波(8〜13Hz)よりも高い。覚醒時や精神活動時に前頭葉を中心に観察される。 正しくは:b波はa波より周波数が高い。
- 3. d波(デルタ波)は、0.5〜3Hzの最も周波数の低い脳波であり、主に深睡眠時に出現する。運動時に特異的に多く現れるわけではない。 正しくは:d波は深睡眠時に多く現れる。
- 4. 深睡眠時には、周波数の遅いd波(デルタ波)が優位に出現する。脳波が平坦となるのは、脳死状態や非常に深い麻酔下などで見られる。 正しくは:深睡眠時にはd波が優位となる。
国試ポイント
脳波の各波形(α, β, θ, δ)の出現条件と周波数を覚えること。特に覚醒度との関連を理解することが重要。
混同注意
各波の周波数や出現条件が混同しやすい。特に覚醒時と睡眠時の波形、また周波数の大小関係は正確に覚える必要がある。
次に同じ論点が出たら
脳波に関する問題が出た場合、まず波形の種類(α, β, θ, δ)を確認し、それぞれの周波数帯と、安静閉眼時、開眼時、睡眠時(深睡眠、レム睡眠)といった出現条件を対比して判断する。
覚え方
脳波に関する問題が出た場合、まず波形の種類(α, β, θ, δ)を確認し、それぞれの周波数帯と、安静閉眼時、開眼時、睡眠時(深睡眠、レム睡眠)といった出現条件を対比して判断する。
対になる知識
各波の周波数や出現条件が混同しやすい。特に覚醒時と睡眠時の波形、また周波数の大小関係は正確に覚える必要がある。
関連知識
β波は覚醒時開眼や精神活動時に出現する14Hz以上の速波。θ波は小児や睡眠時(特にレム睡眠)にみられる4〜7Hz。δ波は深睡眠時や脳病変時に出現する0.5〜3Hzの徐波。