フィブリノゲンの主な生理作用はどれか。
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正解は1番
解説
フィブリノゲンは肝臓で合成される血漿タンパク質のひとつであり、血液凝固に関わる重要な因子(第I因子)である。血管損傷時にはトロンビンの作用によって不溶性のフィブリンへと変換され、血餅を形成して止血に寄与する。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。フィブリノゲンは肝臓で合成される血漿タンパク質のひとつであり、血液凝固に関わる重要な因子(第I因子)である。血管損傷時にはトロンビンの作用によって不溶性のフィブリンへと変換され、血餅を形成して止血に寄与する。
- 2. それは赤血球のヘモグロビンの機能。血漿タンパク質ではなく、血液中の有形成分が酸素運搬を担う。
- 3. それはアルブミンの説明。アルブミンは分子量が比較的小さく血漿中に最も多く存在し、膠質浸透圧の維持に主要な役割を果たす。
- 4. それは主にグロブリン(特に免疫グロブリン)の説明。抗体として体外からの異物排除や免疫反応に関与する。
国試ポイント
血漿タンパク質(アルブミン、グロブリン、フィブリノゲン)のそれぞれの主たる生理機能を正確に区別して覚えることが国家試験で問われる。
覚え方
アルは浸透(アルブミンは浸透圧)、フィブリは固まる(フィブリノゲンは凝固)。
対になる知識
血漿タンパク質のうちアルブミンは膠質浸透圧の維持や物質輸送を担い、グロブリンは免疫機能(特にガンマグロブリン)や各種物質の運搬を担い、フィブリノゲンは血液凝固の最終段階で不可欠な役割を果たしている。
関連知識
血漿タンパク質の大部分(アルブミン、フィブリノゲン、アルファおよびベータ・グロブリン)は肝臓の肝細胞で合成される。しかし、抗体を産生するガンマグロブリンのみは、形質細胞に分化したBリンパ球によってリンパ組織や骨髄で産生される。