大腿外側や腰殿部外側に生じた痛む部位に対し、その病変局所に近い阿是穴を選んで施術する場合の治療法則はどれか。
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正解は1番
解説
患部やその病変局所、あるいはその近傍に存在する圧痛点である阿是穴を選び、直接的に刺鍼や施灸を行う治療法則を局所取穴と呼ぶ。本問のように、大腿外側や腰殿部外側に生じた痛む部位(局所)の近傍にある阿是穴を選択する場合、まさにこの局所取穴に該当する。東洋医学の経穴の取り方における基本的な原則の一つである。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。患部やその病変局所、あるいはその近傍に存在する圧痛点である阿是穴を選び、直接的に刺鍼や施灸を行う治療法則を局所取穴と呼ぶ。本問のように、大腿外側や腰殿部外側に生じた痛む部位(局所)の近傍にある阿是穴を選択する場合、まさにこの局所取穴に該当する。東洋医学の経穴の取り方における基本的な原則の一つである。
- 2. 病変の存在する経脈上のツボを選んで用いる方法であり、痛む部分の近くに直接取る阿是穴の法則とは異なる。
- 3. 患部から離れた部位(四肢の末端など)に取穴する方法であり、設問の病変局所への施術とは異なる。
- 4. 証(症状や病態の本質)に基づいてツボを選択する方法であり、患部局所への取穴を指すものではない。
国試ポイント
病変部位に対する経穴の選択方法(局所取穴・遠隔取穴・循経取穴)の定義と違いを問う問題が頻出である。部位の近傍なら局所、離れていれば遠隔、経絡の流れを重視すれば循経と区別する。
覚え方
局所=患部そのものやすぐ近く。遠隔=離れたところ(四肢末端)。循経=経絡のライン上。
対になる知識
局所取穴は病変のある部位やその近傍の経穴・反応点を用いて治療する選穴法である。これに対して遠隔取穴は、病変部位から離れた遠隔部(主に肘膝関節以下の四肢末端)の経穴を用いて治療する選穴法であり、経脈の遠隔治療作用を利用するものである。
関連知識
阿是穴は圧痛や硬結などの反応点がある部位を直接指すものであり、局所取穴の代表的な選穴対象となる。これらは経穴の名称や位置が固定されていない不定穴であり、臨床ではしばしば圧痛点や硬結を目標に刺鍼や灸術を行う。これに対し、経絡の走行と結びつけて特定の経穴を選ぶ場合は循経取穴と呼ばれる。