奇経八脈について最も適切なのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
奇経八脈は正経十二経脈とは異なる独立した循行を持ちますが、多くの奇経八脈は正経十二経脈の特定の経穴と交会し、その機能を調節することで全身の気血のバランスを保っています。この交会により、正経の病変治療にも奇経が応用されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 奇経八脈の循行は、正経十二経脈のような厳密な臓腑経絡関係や表裏、同名経などの規則性を持たず、比較的自由に体表をめぐります。各奇経に独自の循行特性があります。 正しくは:奇経八脈の循行には、正経十二経脈のような共通する厳密な規則性はない。
- 2. 督脈と任脈は奇経八脈であり、それぞれ独立した循行経路を持ちます。属絡関係は通常、正経十二経脈における臓腑と経絡の関係(例:脾は脾経に属し、胃経と絡する)や表裏経の関係で用いられる概念であり、奇経八脈の間には属絡関係という表現は通常用いられません。 正しくは:督脈と任脈は奇経八脈であり、属絡関係ではない。
- 3. 陽維脈と陰維脈はともに奇経八脈ですが、表裏関係という概念は主に正経十二経脈(例:肺経と大腸経)の陰陽の関係を表す際に用いられます。これら奇経の間には表裏関係は存在しません。 正しくは:陽維脈と陰維脈は表裏関係にはない。
- 4. 正解。奇経八脈の多くは、正経十二経脈の特定の経穴と交会しています。特に八脈交会穴は、正経と奇経を結びつけ、奇経の調整を通じて正経の病変を治療する重要な治療点となります。
国試ポイント
奇経八脈の生理機能、循行の特徴、および正経十二経脈との関連性について理解すること。
混同注意
奇経八脈と正経十二経脈の区別、特に奇経の独立性と正経との交会関係は混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
奇経八脈に関する問題では、その独立した循行と、正経十二経脈との交会(特に八脈交会穴)の有無に注目して判断する。
覚え方
奇経八脈に関する問題では、その独立した循行と、正経十二経脈との交会(特に八脈交会穴)の有無に注目して判断する。
対になる知識
奇経八脈と正経十二経脈の区別、特に奇経の独立性と正経との交会関係は混同しやすい。
関連知識
奇経八脈の具体的な循行経路、八脈交会穴、そして各奇経の主治症を関連付けて覚える。