帯状疱疹について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって発症し、ワクチン接種によりVZVに対する免疫応答を強化し、発症を抑制または重症化を防ぐことが可能です。日本でも2種類の帯状疱疹ワクチンが承認されています。
選択肢ごとの解説
- 1. 帯状疱疹は感染症法上の5類感染症には分類されていません。水痘は5類感染症に分類されていますが、帯状疱疹は含まれません。 正しくは:帯状疱疹は感染症法上の分類はありません。
- 2. 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスに初回感染(水痘)した後に、神経節に潜伏していたウイルスが免疫低下などを機に再活性化することで発症します。初回感染で起こるものではありません。 正しくは:帯状疱疹はウイルスの再活性化で起こる。
- 3. 正解。帯状疱疹はワクチンによって予防が可能です。日本では不活化ワクチンと生ワクチンの2種類が承認されており、50歳以上で接種が推奨されています。
- 4. 帯状疱疹の発疹は、通常、体の片側の神経支配領域に沿って帯状に現れることが特徴です。左右対称性に出現することは稀です。 正しくは:発疹は通常、体の片側性に、神経支配領域に沿って出現する。
国試ポイント
帯状疱疹の病態(水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化)、症状(片側性・神経痛)、および予防法(ワクチン)を理解すること。
混同注意
水痘(初感染)と帯状疱疹(再活性化)、感染症法上の分類(帯状疱疹は5類ではない)。
次に同じ論点が出たら
帯状疱疹の問題が出た場合、原因ウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)、発症機序(再活性化)、特徴的な症状(片側性、神経痛)、および予防法(ワクチン)がキーワードとなるかを確認する。
覚え方
帯状疱疹の問題が出た場合、原因ウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)、発症機序(再活性化)、特徴的な症状(片側性、神経痛)、および予防法(ワクチン)がキーワードとなるかを確認する。
対になる知識
水痘(初感染)と帯状疱疹(再活性化)、感染症法上の分類(帯状疱疹は5類ではない)。
関連知識
水痘・帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルス科に属し、初感染で水痘を引き起こした後、神経節に潜伏し、免疫力低下時などに再活性化して帯状疱疹を発症します。合併症として帯状疱疹後神経痛が重要です。