我が国における後天性失明の原因で最も多いのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
緑内障は視神経が障害され視野が徐々に狭くなる疾患で、自覚症状に乏しいため早期発見が難しく、進行すると失明に至ります。我が国では疫学調査により、後天性失明の主要な原因であることが示されています。
選択肢ごとの解説
- 1. 加齢黄斑変性症は、黄斑部の障害により視力低下をきたす疾患ですが、日本における後天性失明原因では第3位であり、最も多くはありません。 正しくは:日本における後天性失明原因では第3位である。
- 2. 白内障は水晶体が濁る疾患であり、手術によって視力回復が見込めるため、現在では失明原因となることは稀です。患者数は非常に多いですが、後天性失明原因の筆頭ではありません。 正しくは:白内障は手術により治療可能なため、日本の後天性失明原因の多くを占めるわけではない。
- 3. 網膜剥離は緊急性の高い疾患で、放置すれば失明に至る可能性がありますが、早期に適切な治療を受ければ予後が良好な場合も多く、全体の後天性失明原因として最も多いわけではありません。 正しくは:網膜剥離は緊急治療を要するが、日本の後天性失明原因で最も多いわけではない。
- 4. 正解。緑内障は、自覚症状がないままゆっくりと進行し、発見が遅れると不可逆的な視神経障害により失明に至るため、我が国における後天性失明の原因で最も多いとされています。
国試ポイント
日本の後天性失明原因のトップ3(緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症)と、それぞれの疾患の主な特徴を覚えること。
混同注意
後天性失明原因の頻度と、視力低下や見え方の症状を混同しやすい。例えば白内障は患者数が非常に多いが、手術で治癒可能であり失明原因の筆頭ではない。
次に同じ論点が出たら
「日本の後天性失明の原因」と問われたら、緑内障が最も多いことを第一に判断する。選択肢に糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症があれば、それらの順位も想起する。
覚え方
「日本の後天性失明の原因」と問われたら、緑内障が最も多いことを第一に判断する。選択肢に糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症があれば、それらの順位も想起する。
対になる知識
後天性失明原因の頻度と、視力低下や見え方の症状を混同しやすい。例えば白内障は患者数が非常に多いが、手術で治癒可能であり失明原因の筆頭ではない。
関連知識
日本の失明原因の第2位は糖尿病網膜症、第3位は加齢黄斑変性症である。世界的には白内障が失明原因の1位だが、これは開発途上国での有病率が高いことによる。