Ⅳ型アレルギーはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
Ⅳ型アレルギーは遅延型過敏症とも呼ばれ、感作T細胞が特定の抗原と反応することで炎症反応を引き起こします。アレルギー性接触性皮膚炎は、ハプテン抗原に感作されたT細胞が皮膚に接触した際に活性化し、サイトカインを放出して炎症を起こす典型的なⅣ型アレルギーです。
選択肢ごとの解説
- 1. アナフィラキシーショックは、IgE抗体が関与する即時型アレルギー反応であり、I型アレルギーに分類されます。 正しくは:I型アレルギー
- 2. アレルギー性結膜炎は、花粉やダニなどのアレルゲンに対するIgE抗体反応による即時型アレルギーであり、I型アレルギーに分類されます。 正しくは:I型アレルギー
- 3. 正解。アレルギー性接触性皮膚炎は、感作T細胞が抗原に接触することで遅れて発症する細胞性免疫反応であり、Ⅳ型アレルギー(遅延型過敏症)の代表例です。
- 4. アレルギー性鼻炎は、スギ花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対するIgE抗体反応による即時型アレルギーであり、I型アレルギーに分類されます。 正しくは:I型アレルギー
国試ポイント
アレルギーの分類(I〜IV型)とそれぞれの代表疾患を覚えることが重要です。特に、即時型アレルギー(I型)と遅延型アレルギー(IV型)の区別を明確に理解する必要があります。
混同注意
即時型アレルギー(I型)と遅延型アレルギー(IV型)は、症状発現までの時間や関与する免疫細胞が異なるため混同しやすいです。I型はIgE抗体を介し数分から数時間で発症するのに対し、IV型はT細胞が主体で24〜72時間後に発症します。
次に同じ論点が出たら
次回同様の論点が出た場合は、各アレルギー型で『どの免疫細胞・抗体が関与するか』『症状発現までの時間』『代表疾患』の3点を軸に判断します。
覚え方
次回同様の論点が出た場合は、各アレルギー型で『どの免疫細胞・抗体が関与するか』『症状発現までの時間』『代表疾患』の3点を軸に判断します。
対になる知識
即時型アレルギー(I型)と遅延型アレルギー(IV型)は、症状発現までの時間や関与する免疫細胞が異なるため混同しやすいです。I型はIgE抗体を介し数分から数時間で発症するのに対し、IV型はT細胞が主体で24〜72時間後に発症します。
関連知識
I型アレルギー:IgE抗体、マスト細胞、ヒスタミン。代表疾患:喘息、蕁麻疹、アナフィラキシー、花粉症。II型アレルギー:細胞傷害型、IgG/IgM抗体。代表疾患:自己免疫性溶血性貧血、Goodpasture症候群。III型アレルギー:免疫複合体型、IgG/IgM抗体。代表疾患:SLE、糸球体腎炎、血清病。