小骨盤の側壁を構成する要素として正しいものはどれか。
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正解は4番
解説
小骨盤(狭義の骨盤腔)の側壁は、寛骨を構成する坐骨および恥骨、そして仙骨の一部、さらに閉鎖膜や関連する筋肉(内閉鎖筋・梨状筋など)によって構成される。
選択肢ごとの解説
- 1. 第5腰椎や腸骨稜は骨盤の上方や脊柱との移行部に位置し、小骨盤の側壁の直接的な構成要素ではない。
- 2. 仙骨の岬角、弓状線、恥骨櫛、恥骨結合上縁などは大骨盤と小骨盤を隔てる「骨盤分界線」を構成する要素である。
- 3. 大腿骨頭と寛骨臼は股関節を形成する要素であり、小骨盤の側壁の構成要素ではない。小骨盤の側壁は主に坐骨と恥骨、および仙骨の一部によって囲まれている。
- 4. 正解。小骨盤(狭義の骨盤腔)の側壁は、寛骨を構成する坐骨および恥骨、そして仙骨の一部、さらに閉鎖膜や関連する筋肉(内閉鎖筋・梨状筋など)によって構成される。
国試ポイント
骨盤分界線(大・小骨盤の境界)の構成要素と、骨盤腔自体の壁を形作る骨(寛骨・仙骨・尾骨)の区別が問われる。
覚え方
「小骨盤の壁は坐骨・恥骨・仙骨」
対になる知識
骨盤分界線は、仙骨岬角、弓状線、恥骨櫛、および恥骨結合上縁を結んだ線であり、この線より上が大骨盤、下が小骨盤に区分される。大骨盤は腹腔の下部に属し、小骨盤は真の骨盤腔を形成する。
関連知識
骨盤は左右の寛骨、仙骨、尾骨で構成され、下肢と体幹をつなぐ強固な輪状構造をなしている。小骨盤内には膀胱、子宮、直腸などの骨盤内臓器が収まり、分娩時の産道としての重要な役割も担う。