感染症と媒介生物の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
デング熱はデングウイルスによって引き起こされる感染症であり、主にネッタイシマカやヒトスジシマカといった蚊によって媒介されます。これらの蚊がデングウイルスに感染したヒトを吸血し、その後、別のヒトを吸血することでウイルスが伝播します。
選択肢ごとの解説
- 1. 発疹チフスの媒介生物はダニではなく、ヒトジラミです。ダニが媒介する感染症には、ツツガムシ病や日本紅斑熱などがあります。 正しくは:発疹チフスシラミ
- 2. トキソプラズマ症の主な感染源はトキソプラズマ原虫に感染した猫の糞便中に含まれるオーシストの摂取や、豚などの生肉や加熱不十分な肉の摂取です。シラミは媒介しません。 正しくは:トキソプラズマ症猫の糞便、生肉
- 3. 正解。デング熱はデングウイルスを病原体とし、主にネッタイシマカやヒトスジシマカといった蚊によって媒介されます。この組合せは正しいです。
- 4. 日本脳炎は日本脳炎ウイルスを病原体とし、主にコガタアカイエカという蚊によって媒介されます。ネズミは媒介しません。ネズミが関連する感染症としては、レプトスピラ症やハンタウイルス感染症などがあります。 正しくは:日本脳炎蚊
国試ポイント
感染症とその主要な媒介生物の組合せを正確に覚えることが重要です。特に、日本を含むアジア地域で流行が見られる感染症については、媒介生物や病原体を確実に把握しておく必要があります。
混同注意
デング熱と日本脳炎、発疹チフスとツツガムシ病など、異なる感染症の媒介生物が混同されやすいです。病原体、媒介生物、そして主な症状の三点セットで覚えることが区別するポイントです。
次に同じ論点が出たら
感染症の媒介生物に関する問題が出た場合、まず病原体の種類(ウイルス、細菌、寄生虫など)と、その病原体を運ぶ主要な生物(昆虫、ダニ、哺乳類など)の正確な組合せを確認します。
覚え方
感染症の媒介生物に関する問題が出た場合、まず病原体の種類(ウイルス、細菌、寄生虫など)と、その病原体を運ぶ主要な生物(昆虫、ダニ、哺乳類など)の正確な組合せを確認します。
対になる知識
デング熱と日本脳炎、発疹チフスとツツガムシ病など、異なる感染症の媒介生物が混同されやすいです。病原体、媒介生物、そして主な症状の三点セットで覚えることが区別するポイントです。
関連知識
デング熱は世界的に熱帯・亜熱帯地域で流行し、発熱、頭痛、関節痛などの症状を呈します。重症化するとデング出血熱やデングショック症候群を引き起こすことがあります。日本脳炎も蚊が媒介する感染症ですが、病原体は日本脳炎ウイルスであり、媒介蚊は主にコガタアカイエカです。発疹チフスはリケッチアが原因で、シラミが媒介します。