急性膵炎で最も多いのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
急性膵炎の原因で最も多いのは、日本ではアルコール性と胆石性が二大原因であり、その中でもアルコール性が最も多いとされています。アルコールが膵臓に直接的な毒性をもたらし、膵液の分泌亢進や膵管内圧の上昇を引き起こすことで膵炎を発症します。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。急性膵炎の原因として、日本ではアルコール性が最も頻度が高いとされています。アルコール摂取が膵臓に直接的な障害を与えるためです。
- 2. 自己免疫性膵炎は急性膵炎の原因の一つですが、発症頻度はアルコール性や胆石性に比べて著しく低いです。IgG4関連疾患の一部として認識されています。 正しくは:急性膵炎の最も多い原因ではない。
- 3. 胆石性膵炎は急性膵炎の二大原因の一つであり、胆石が総胆管の乳頭部を閉塞し、膵液の排出障害と逆流を引き起こすことで発症しますが、日本ではアルコール性膵炎の方がわずかに多いとされています。 正しくは:急性膵炎の最も多い原因ではない。
- 4. 薬剤性膵炎は特定の薬剤(サイアザイド系利尿薬、アザチオプリンなど)によって引き起こされることがありますが、その頻度はアルコール性や胆石性に比べてはるかに低いです。 正しくは:急性膵炎の最も多い原因ではない。
国試ポイント
急性膵炎の主要な原因と、日本における発生頻度の高い原因を覚えること。特にアルコール性と胆石性の違いを理解する。
混同注意
急性膵炎の原因としてアルコール性と胆石性は頻度が高く混同しやすいが、日本ではアルコール性がわずかに多いという統計を記憶しておく。
次に同じ論点が出たら
急性膵炎の原因を問う問題が出た場合、日本における疫学的データに基づいてアルコール性と胆石性の頻度を比較して判断する。
覚え方
急性膵炎の原因を問う問題が出た場合、日本における疫学的データに基づいてアルコール性と胆石性の頻度を比較して判断する。
対になる知識
急性膵炎の原因としてアルコール性と胆石性は頻度が高く混同しやすいが、日本ではアルコール性がわずかに多いという統計を記憶しておく。
関連知識
急性膵炎の重症度判定基準(厚生労働省の重症度スコア)、診断基準(上腹部痛、血中・尿中膵酵素上昇、画像所見)、治療法(絶飲食、輸液、鎮痛)も合わせて学習すること。