体の一部または全体に起こる律動的で反復性の不随意運動はどれか。
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正解は3番
解説
振戦は、拮抗筋の交互の収縮により、体の一部または全体に起こる律動的で反復性の不随意運動である。安静時振戦、姿勢時振戦、企図振戦などに分類され、パーキンソン病や小脳疾患などの神経疾患でみられる代表的な不随意運動の症状である。
選択肢ごとの解説
- 1. 企図振戦は、動作時に現れる振戦の一種であり、質問の全般的な定義より限定的であるため誤り。
- 2. チックは、突発的で急速な反復性の運動や音声であるが、ここで指す律動的な不随意運動の定義とは異なる。
- 3. 正解。振戦は、拮抗筋の交互の収縮により、体の一部または全体に起こる律動的で反復性の不随意運動である。安静時振戦、姿勢時振戦、企図振戦などに分類され、パーキンソン病や小脳疾患などの神経疾患でみられる代表的な不随意運動の症状である。
- 4. ミオクローヌスは、瞬間的な筋収縮による不随意運動であり、律動的で反復性の不随意運動とは異なる。
国試ポイント
不随意運動の各名称(振戦、ジストニア、アテトーゼ、バリズム)の運動様式の違いを問う問題が頻出する。
覚え方
振戦 = リズミカル(律動的)なゆれ
対になる知識
主な不随意運動の特徴として、振戦は律動的で反復性であり、アテトーゼはゆっくりとした不規則なうねるような運動であり、バリズムは四肢を大きく投げ出すような激しい運動であることが挙げられる。
関連知識
不随意運動は、大脳基底核を中心とする錐体外路系の障害により引き起こされることが多い。パーキンソン病でみられる安静時振戦のほか、小脳障害による企図振戦など病態に応じた鑑別が必要となる。