第9胸椎棘突起の下、正中線の外方3寸に位置し、周囲の筋群(広背筋、脊柱起立筋群など)が腋窩壁の後方構成に関与する背部の経穴はどれか。
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正解は1番
解説
魂門は第9胸椎棘突起下縁の外方3寸に位置する足の太陽膀胱経の経穴である。背部第2側線上にあり、同高さの第9胸椎棘突起下縁外方1.5寸にある肝兪の外方に属する。この高さの周囲筋群は広背筋や脊柱起立筋群を含み、上肢の運動や体幹の安定に関わるとともに、体表から深部内臓へアプローチする際の重要な解剖学的指標となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。魂門は第9胸椎棘突起下縁の外方3寸に位置する足の太陽膀胱経の経穴である。背部第2側線上にあり、同高さの第9胸椎棘突起下縁外方1.5寸にある肝兪の外方に属する。この高さの周囲筋群は広背筋や脊柱起立筋群を含み、上肢の運動や体幹の安定に関わるとともに、体表から深部内臓へアプローチする際の重要な解剖学的指標となる。
- 2. これは胃倉の説明。本問の第9胸椎棘突起下ではなく、第12胸椎棘突起下縁の外方3寸に位置する。
- 3. これは肓門の説明。本問の第9胸椎棘突起下ではなく、第1腰椎棘突起下縁の外方3寸に位置する。
- 4. これは志室の説明。本問の第9胸椎棘突起下ではなく、第2腰椎棘突起下縁の外方3寸に位置する。
国試ポイント
背部にある足太陽膀胱経の第2側線(正中線外方3寸)に属する経穴の位置(何番目の胸椎・腰椎棘突起の下か)と、その周囲の解剖学的特徴の組合せが問われる。
覚え方
背部第2側線(外方3寸)の並び:魂門(第9) > 意舎(第11) > 胃倉(第12) > 肓門(第1腰椎)
対になる知識
足太陽膀胱経の第2側線(後正中線から外方3寸)に属する背部の主な経穴として、第9胸椎棘突起下には魂門、第11胸椎棘突起下には意舎、第12胸椎棘突起下には胃倉がそれぞれ位置している。これらは背部の中下部に並び、それぞれ対応する臓腑の精神活動や生理機能を反映する。
関連知識
腋窩壁は、前方壁が大胸筋や小胸筋、後方壁が広背筋や大円筋・肩甲下筋、内側壁が前鋸筋、外側壁が上腕二頭筋短頭や烏口腕筋などで構成されている。背部の経穴周辺に広がる筋肉や筋膜の解剖学的構造と腋窩壁との位置関係は、国家試験の解剖学および経穴学で非常に狙われやすい。