PTB式下腿義足で体重を支持する主な部位はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
PTB(Patellar Tendon Bearing)式下腿義足は、その名の通り「膝蓋腱(Patellar Tendon)」で体重を支持する構造をもつ下腿義足の標準的な形式である。懸垂にはカフベルトやサスペンションスリーブなどが用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 大転子部は下肢の骨ランドマークであるが、下腿義足や大腿義足の主な荷重支持部位としては用いられない。
- 2. 正解。PTB(Patellar Tendon Bearing)式下腿義足は、その名の通り「膝蓋腱(Patellar Tendon)」で体重を支持する構造をもつ下腿義足の標準的な形式である。懸垂にはカフベルトやサスペンションスリーブなどが用いられる。
- 3. 坐骨結節部は、主に大腿義足(座骨支持型ソケットなど)において体重を支持する重要な部位である。
- 4. 切断端を有する下腿義足において、失われた足底で直接体重を支持することは構造上できない。
国試ポイント
PTB式下腿義足=「膝蓋腱(しつがいけん)支持」という名称と支持部位の対応は国家試験の定番である。
覚え方
「PTB」の「P」は「Patellar(膝蓋腱)」と結びつけて覚える。
対になる知識
PTB式下腿義足において膝蓋腱部を主たる免荷・荷重支持部とする構造の対として、大腿義足の受諾部である坐骨支持型ソケットにおいて坐骨結節部を主たる荷重支持部として体重を支える仕組みの違いを体系的に整理しておくことが重要である。
関連知識
PTB式下腿義足の懸垂にはカフベルト、サスペンションスリーブ、シリコンライナーとピンロック機構などが使われる。近年では断端全面で均一に荷重を受けるTSB(Total Surface Bearing)式も普及している。