総腓骨神経の分布領域にある経穴はどれか。
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正解は4番
解説
陽陵泉は足の少陽胆経の合土穴であり、腓骨頭の前下方陥凹部に位置する。この部位は総腓骨神経の走行路および分布領域に一致しており、腓骨神経麻痺や下腿外側の疾患の治療穴として重要である。
選択肢ごとの解説
- 1. 血海は足の太陰脾経の経穴であり、膝蓋骨上縁内方2寸に位置する。大腿神経皮枝の分布領域に相当する。
- 2. 三陰交は足の太陰脾経の経穴であり、内果上方3寸に位置する。こちらも陰陵泉と同様に伏在神経の分布領域に含まれる。
- 3. 陰陵泉は足の太陰脾経の経穴であり、脛骨内側顆の下縁に位置する。これは大腿神経の枝である伏在神経の分布領域に含まれる。
- 4. 正解。陽陵泉は足の少陽胆経の合土穴であり、腓骨頭の前下方陥凹部に位置する。この部位は総腓骨神経の走行路および分布領域に一致しており、腓骨神経麻痺や下腿外側の疾患の治療穴として重要である。
国試ポイント
下肢の主要な経穴の取穴部位と、それに対応する末梢神経(総腓骨神経、伏在神経、脛骨神経など)の支配領域の組み合わせは国家試験で頻出である。
覚え方
陽=陽陵泉は胆経(外側=総腓骨神経)、陰=陰陵泉は脾経(内側=伏在神経)
対になる知識
下肢の神経支配と経穴の関係において、伏在神経領域には陰陵泉・三陰交・血海などの足の太陰脾経の主要穴が位置する。一方、総腓骨神経領域には足の少陽胆経の陽陵泉や外側の経穴が分布しており対比して覚える。
関連知識
総腓骨神経は腓骨頸部を巻き込むように浅部を走行するため、同部の圧迫や過度な深部刺鍼によって腓骨神経麻痺を引き起こしやすい。下垂足や足関節背屈障害などの医原性障害を防ぐため、解剖学的な位置関係の把握が不可欠である。