視野の中に閃光のような光が見える症状で、網膜剥離の前兆として重要なものはどれか。
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正解は3番
解説
光視症は、網膜が物理的に刺激(牽引など)を受けることで、実際には光がないにもかかわらず視野の中に閃光のような光が走って見える症状である。網膜剥離や後部硝子体剥離の重要な前兆となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 視野欠損は視野の一部が欠けて見えなくなる症状であり、緑内障や進行した網膜剥離などでみられる。
- 2. これは眼の前に虫や糸くずのようなものが浮いて見える飛蚊症の説明である。網膜剥離の前兆となる点では共通するが、症状は閃光ではなく浮遊物である。
- 3. 正解。光視症は、網膜が物理的に刺激(牽引など)を受けることで、実際には光がないにもかかわらず視野の中に閃光のような光が走って見える症状である。網膜剥離や後部硝子体剥離の重要な前兆となる。
- 4. 霧視は視野全体が霧がかかったようにぼやけて見える症状であり、白内障などでみられる。
国試ポイント
眼の自覚症状(光視症、飛蚊症、霧視、視野欠損)の定義と関連疾患の結びつきを問う問題に注意する。
覚え方
光が走るから「光視症」、虫が飛ぶから「飛蚊症」。
対になる知識
網膜や硝子体の異常によって生じる代表的な自覚症状として光視症と飛蚊症がある。光視症は暗所などで視野の中に閃光のような光が見える症状であり、網膜が物理的に牽引されることで生じ網膜剥離の前兆として重要である。一方、飛蚊症は視野の中に糸くずや虫のような影が見える症状であり、硝子体の混濁や後部硝子体剥離に起因し、同じく網膜剥離や眼底疾患の前兆となることがある。
関連知識
網膜剥離は、光受容層である網膜がその下の色素上皮層から剥がれる重篤な疾患であり、放置すると失明に至る危険性がある。初期症状として光視症や飛蚊症が出現し、病巣の拡大に伴い視野の一部が欠ける視野欠損や霧視が生じる。一方、白内障は水晶体の混濁により光の透過性が低下し、霧視やまぶしさ、視力低下が徐々に進行する点が特徴であり、鑑別を要する。