横隔膜について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
横隔膜は呼吸運動に重要な筋肉であり、横隔神経によって支配されます。横隔神経は第3〜5頸神経から出ており、これが横隔膜の運動と感覚を司るため、頸神経支配であるという選択肢は正しいです。
選択肢ごとの解説
- 1. 横隔膜は主要な吸気筋であり、収縮することで胸腔を拡大させ、肺への空気流入を促進します。呼気時には弛緩することで肺から空気を排出します。 正しくは:吸気筋である。
- 2. 正解。横隔膜の運動と感覚は横隔神経によって支配されます。横隔神経は第3〜5頸神経の前枝から派生しており、頸神経叢の一部を構成するため、頸神経に支配されるというのは正しいです。
- 3. 横隔膜の停止部は腱中心(横隔膜中央の腱膜部)であり、起始部は胸骨剣状突起の後面、下位肋骨の内面、腰椎前面など多岐にわたります。 正しくは:停止部は腱中心である。
- 4. 迷走神経は食道とともに食道裂孔(T10レベル)を通過します。大動脈裂孔(T12レベル)を通過するのは大動脈、胸管、および奇静脈です。 正しくは:迷走神経は食道裂孔を通る。
国試ポイント
横隔膜の神経支配と呼吸における役割、および横隔膜を貫通する主要構造物の経路を覚える。
混同注意
横隔膜の神経支配と、他の呼吸筋の神経支配(例:肋間筋は肋間神経)を混同しないように注意する。また、横隔膜の起始部と停止部、および貫通する裂孔の内容物を正確に区別する。
次に同じ論点が出たら
横隔膜の神経支配に関する問題が出た場合は、横隔神経が頸神経叢由来であることを確認する。また、横隔膜の機能や、横隔膜を貫通する構造物の名称と通過部位が問われた場合は、それらの知識を正確に思い出す。
覚え方
横隔膜の神経支配に関する問題が出た場合は、横隔神経が頸神経叢由来であることを確認する。また、横隔膜の機能や、横隔膜を貫通する構造物の名称と通過部位が問われた場合は、それらの知識を正確に思い出す。
対になる知識
横隔膜の神経支配と、他の呼吸筋の神経支配(例:肋間筋は肋間神経)を混同しないように注意する。また、横隔膜の起始部と停止部、および貫通する裂孔の内容物を正確に区別する。
関連知識
横隔膜は吸気時に収縮して下降し、胸腔を広げることで肺に空気を吸い込みます。呼気時は弛緩して上昇することで肺から空気を押し出します。主な裂孔として大動脈裂孔(大動脈、胸管、奇静脈)、食道裂孔(食道、迷走神経)、大静脈孔(下大静脈)があり、それぞれ通過する構造物が異なります。