内耳の内リンパ水腫を病態とし、反復する回転性めまい、難聴、耳鳴りを主症状とする疾患はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
メニエール病は内耳の内リンパ水腫を本態とし、数十分から数時間の反復する回転性めまい発作に、変動性の難聴、耳鳴り、耳閉感を伴う疾患である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは突発性難聴の説明。原因不明の急性感音難聴であり、めまいを伴うこともあるが、メニエール病のように反復して発作を起こすことは少ない。
- 2. 正解。メニエール病は内耳の内リンパ水腫を本態とし、数十分から数時間の反復する回転性めまい発作に、変動性の難聴、耳鳴り、耳閉感を伴う疾患である。
- 3. これは前庭神経炎の説明。ウイルス感染などが原因で急激な回転性めまいが生じるが、難聴や耳鳴りなどの聴覚症状を伴わない点が特徴である。
- 4. これは良性発作性頭位めまい症の説明。特定の頭位変換によって誘発される数秒から数十秒の短時間の回転性めまいであり、聴覚症状は伴わない。
国試ポイント
「内リンパ水腫」「回転性めまい・難聴・耳鳴りの三主徴」「反復性」のキーワードからメニエール病を即座に導けるようにする。
覚え方
メニエール=「めまい」「難聴」「耳鳴り」の三主徴
対になる知識
めまいを主訴とする代表的疾患:メニエール病(内リンパ水腫・耳鳴り伴う)、良性発作性頭位めまい症(頭位で誘発・耳鳴りなし)、前庭神経炎(単発の激しいめまい・耳鳴りなし)。
関連知識
メニエール病の発作急性期には抗めまい薬や鎮吐薬を用いて症状を抑え、間欠期には生活習慣の指導や利尿薬の投与が行われる。また、純音聴力検査ではしばしば低音障害型の感音難聴を示すことが特徴である。