奇経八脈で血海と呼ばれるのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
衝脈は、十二経脈の気血を調節し、特に血海として月経、妊娠、出産といった女性の生理機能と密接に関与する奇経です。その流注が胃経の気衝穴から始まり、主要な臓腑や生殖器に影響を及ぼすため、血の病変と深く関係します。
選択肢ごとの解説
- 1. 任脈は「陰脈の海」と呼ばれ、全身の陰経を総轄し、生殖機能や月経に関与しますが、「血海」ではありません。 正しくは:任脈は「陰脈の海」である。
- 2. 正解。衝脈は十二経脈の気血を調節し、特に血の運行と深く関連し、「血海」の別名を持ちます。女性の月経、妊娠、出産と密接に関与します。
- 3. 陰維脈は、全身の陰経を連絡し、衝脈、任脈とともに内側を巡行しますが、「血海」の別名はありません。主に心臓や胸脇部の病症に関与します。 正しくは:陰維脈は「諸陰を維絡する」と表現され、血海ではない。
- 4. 陰䋳脈は、下肢の運動や筋の収縮弛緩に関与し、下肢の内側を巡行する奇経ですが、「血海」の別名はありません。主に下肢の疼痛や萎痺、てんかんなどに関わります。 正しくは:陰䋳脈は下肢の内側を巡り、下肢の運動や筋に関与するが、血海ではない。
国試ポイント
奇経八脈の名称、流注、機能、関連する主要な病症、および特定の経脈が持つ別名(例: 衝脈=血海)を覚えることが重要です。
混同注意
衝脈と任脈、督脈、帯脈などの他の奇経八脈との機能や流注の違い。特に「血海」という言葉が血の生成や貯蔵に関わる臓腑(肝、脾)と関連付けられやすいため注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
奇経八脈の各経脈が持つ特有の別名(例:血海、陰脈の海、陽脈の海)や主要な機能が問われた場合、それぞれの経脈の流注と関連臓腑、および主治を正確に想起して判断します。
覚え方
奇経八脈の各経脈が持つ特有の別名(例:血海、陰脈の海、陽脈の海)や主要な機能が問われた場合、それぞれの経脈の流注と関連臓腑、および主治を正確に想起して判断します。
対になる知識
衝脈と任脈、督脈、帯脈などの他の奇経八脈との機能や流注の違い。特に「血海」という言葉が血の生成や貯蔵に関わる臓腑(肝、脾)と関連付けられやすいため注意が必要です。
関連知識
奇経八脈は、十二経脈の不足を補い、余剰を貯蔵し、各経脈間の連絡を強化する働きがあります。任脈は「陰脈の海」、督脈は「陽脈の海」、帯脈は「諸脈を束ねる」と覚えること。また、足の血海穴(脾経)と混同しないことも大切です。