パニック障害の症状はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
パニック障害では、パニック発作を繰り返すうちに、次の発作がいつ起こるか、発作が起きたらどうなるか(例: 気が狂う、死ぬのではないか)といった不安が持続的に生じます。これが予期不安であり、パニック障害の診断基準の一つでもあります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。予期不安は、パニック発作を繰り返す中で「また発作が起きるのではないか」という不安が持続するものであり、パニック障害の診断基準に含まれる中核症状です。
- 2. 妄想は統合失調症などに見られる精神病症状であり、パニック障害の症状ではありません。パニック障害は神経症性障害に分類されます。 正しくは:統合失調症
- 3. 幻聴は統合失調症などに見られる精神病症状であり、パニック障害の症状ではありません。パニック障害は神経症性障害に分類されます。 正しくは:統合失調症
- 4. させられ体験(思考奪取、思考吹込み、思考伝播など)は統合失調症に特徴的なシュナイダーの一級症状であり、パニック障害の症状ではありません。 正しくは:統合失調症
国試ポイント
パニック障害の中核症状であるパニック発作、予期不安、広場恐怖を理解することが重要です。特に予期不安はパニック障害に特徴的な症状です。
混同注意
不安障害全般で不安は生じますが、パニック障害の予期不安はパニック発作と強く関連しており、特定の状況や対象への不安(例:社交不安症、特定の恐怖症)とは区別されます。
次に同じ論点が出たら
「不安」というキーワードだけでなく、「発作が再発することへの恐怖」や「発作の予期」といった文脈がある場合は、予期不安を最も疑います。
覚え方
「不安」というキーワードだけでなく、「発作が再発することへの恐怖」や「発作の予期」といった文脈がある場合は、予期不安を最も疑います。
対になる知識
不安障害全般で不安は生じますが、パニック障害の予期不安はパニック発作と強く関連しており、特定の状況や対象への不安(例:社交不安症、特定の恐怖症)とは区別されます。
関連知識
パニック障害の治療には、SSRIなどの薬物療法や認知行動療法が有効です。また、広場恐怖を合併することも多く、外出困難になるケースもあります。鑑別疾患として甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫なども考慮されます。