透熱灸を避けるべき経穴はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
巨髎は肺経の経穴であり、内臓である肺に近接しているため、透熱灸を行うと肺組織に熱傷や損傷を与える危険性がある。特に深部への熱刺激は呼吸機能に悪影響を及ぼす可能性も考慮されるため、禁忌とされる。
選択肢ごとの解説
- 1. 百会は頭頂部に位置し、透熱灸の禁忌経穴ではない。頭痛やめまいなどに用いられる。
- 2. 正解。巨髎は肺経の経穴であり、肺に近接するため透熱灸を行うと肺組織を損傷する危険性があるため禁忌である。
- 3. 天柱は後頚部に位置し、透熱灸の禁忌経穴ではない。肩こりや頭痛、眼精疲労などに用いられる。
- 4. 角孫は側頭部に位置し、透熱灸の禁忌経穴ではない。耳鳴りや頭痛、顔面部の疾患に用いられる。
国試ポイント
透熱灸の禁忌経穴を正確に覚えること。特に内臓に近接する経穴や、血管・神経の豊富な部位は避けるべきである。
混同注意
透熱灸の禁忌と、刺灸の禁忌を混同しやすい。透熱灸は熱刺激による損傷リスクを考慮するのに対し、刺灸は解剖学的構造への損傷リスクを考慮する。
次に同じ論点が出たら
次に透熱灸の禁忌経穴が問われた場合、その経穴が内臓に近接しているか、あるいは血管・神経が豊富な危険な部位であるかを判断基準とする。
覚え方
次に透熱灸の禁忌経穴が問われた場合、その経穴が内臓に近接しているか、あるいは血管・神経が豊富な危険な部位であるかを判断基準とする。
対になる知識
透熱灸の禁忌と、刺灸の禁忌を混同しやすい。透熱灸は熱刺激による損傷リスクを考慮するのに対し、刺灸は解剖学的構造への損傷リスクを考慮する。
関連知識
透熱灸の禁忌部位は、顔面、大血管・大神経の上、皮膚の薄い部位、瘢痕部、感覚鈍麻部位なども含まれる。また、妊婦の下腹部・仙骨部も禁忌。