感染リスクを最小限に抑えるため、滅菌された鍼体に手指や器具が直接触れないよう、刺鍼から抜鍼までの一連の操作を行う手技はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
クリーン・ニードル・テクニックは、滅菌された鍼や器具の汚染を防ぎ、施術者・患者双方の感染リスクを最小限に抑えるための標準的な刺鍼・抜鍼の操作手法である。
選択肢ごとの解説
- 1. 手指の消毒は感染予防の重要な一部であるが、刺鍼から抜鍼までの一連の操作における包括的な接触防止技術を指すものではない。
- 2. 刺絡治療は皮膚の微小な血管を傷つけて出血させる手技であり、滅菌された鍼の接触感染防止を専門とする技術ではない。
- 3. ディスポーザブル処理は使い捨て医療機器の廃棄や管理に関するものであり、一連の施術操作中の感染防御手技そのものではない。
- 4. 正解。クリーン・ニードル・テクニックは、滅菌された鍼や器具の汚染を防ぎ、施術者・患者双方の感染リスクを最小限に抑えるための標準的な刺鍼・抜鍼の操作手法である。
国試ポイント
「鍼体に直接触れずに操作する感染防止手技」といえばクリーン・ニードル・テクニックである。
覚え方
CNT(Clean Needle Technique)=綺麗な針のテクニック(触れない)。
対になる知識
クリーン・ニードル・テクニックは、滅菌された鍼体に手指や器具が直接触れないようにして感染リスクを最小限に抑える一連の無菌操作手技である。これに対し、刺鍼部位の消毒は70%エタノール等で皮膚の常在菌を減少させる手技である。
関連知識
現代の鍼治療において、ディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)の使用とクリーン・ニードル・テクニックの徹底は、院内感染や血液由来感染症を防ぐための最も基本的かつ不可欠な感染管理原則である。