細胞分裂時に消失するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
細胞分裂の前期において、核膜はリン酸化によって分解され、小胞体に移行して消失します。これは、染色体が細胞質に露出して紡錘体と結合し、効率的に分離されるために不可欠なプロセスです。後期には再び再形成されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。細胞分裂の前期に核膜はリン酸化されて分解し、消失します。これは染色体が紡錘体と結合するために必要な過程です。
- 2. 染色体は細胞分裂中に凝縮・分離しますが、消失することはありません。むしろ、遺伝情報を確実に娘細胞に伝えるために重要な構造です。 正しくは:染色体は細胞分裂中に凝縮・分離・分配され、消失することはない。
- 3. 中心体は細胞分裂時に複製され、両極に移動して紡錘体の形成に関与します。消失することはありません。 正しくは:中心体は細胞分裂時に複製され、紡錘体形成に関与するが消失することはない。
- 4. ミトコンドリアは細胞分裂中も存在し、娘細胞に均等に分配されます。細胞のエネルギー産生を担うため、消失することはありません。 正しくは:ミトコンドリアは細胞分裂中も存在し、娘細胞に分配されるが消失することはない。
国試ポイント
細胞分裂における核膜の消失と再形成の時期を覚えることが重要です。特に前期に核膜が消失し、後期に再形成される点を理解しましょう。
混同注意
核膜の消失と染色体の凝縮が同じ時期に起こるため、混同しやすいですが、染色体自体は消失しません。核膜は分解されて一度なくなる点に注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
細胞分裂における各構造(核膜、染色体、中心体、ミトコンドリアなど)の動態を問う問題が出題された場合、それぞれの構造が分裂のどの段階で出現、変化、消失するのかを正確に判断します。
覚え方
細胞分裂における各構造(核膜、染色体、中心体、ミトコンドリアなど)の動態を問う問題が出題された場合、それぞれの構造が分裂のどの段階で出現、変化、消失するのかを正確に判断します。
対になる知識
核膜の消失と染色体の凝縮が同じ時期に起こるため、混同しやすいですが、染色体自体は消失しません。核膜は分解されて一度なくなる点に注意が必要です。
関連知識
中心体は細胞分裂時に複製され、両極に移動して紡錘体を形成します。ミトコンドリアは細胞分裂中も存在し、娘細胞に均等に分配されます。染色体は細胞分裂を通して構造を変化させますが、消失することはありません。