肩甲骨の棘上窩内側端に位置し、回旋筋腱板を構成する筋上に存在する経穴はどれか。
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正解は1番
解説
曲垣は肩甲骨の棘上窩内側端に位置する手太陽小腸経の経穴である。この部位には肩関節の外転に作用し回旋筋腱板を構成する棘上筋が存在しており、曲垣はその棘上筋の直上に位置している。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。曲垣は肩甲骨の棘上窩内側端に位置する手太陽小腸経の経穴である。この部位には肩関節の外転に作用し回旋筋腱板を構成する棘上筋が存在しており、曲垣はその棘上筋の直上に位置している。
- 2. 肩外兪は第1胸椎棘突起下縁の外方3寸に位置し、回旋筋腱板を構成する筋上には存在しない。
- 3. 肩中兪は第7頚椎棘突起下縁の外方2寸に位置し、回旋筋腱板を構成する筋上には存在しない。
- 4. 大椎は第7頚椎棘突起下と第1胸椎棘突起棘突起の間、後正中線上に位置する督脈の経穴であり、回旋筋腱板の筋上にはない。
国試ポイント
解剖学的な筋(回旋筋腱板など)の起始停止・作用と、その上にある経穴の組み合わせ問題。
覚え方
棘上筋の上にある小腸経のツボ=曲垣(きょくえん)。
対になる知識
回旋筋腱板(ローテーターカフ)を構成する筋を対比する。棘上筋(外転)、棘下筋(外旋)、小円筋(外旋)、肩甲下筋(内旋)の4筋である。曲垣は肩甲骨の棘上窩内側端にあり、回旋筋腱板の一つである棘上筋上に存在する。
関連知識
三角筋は肩関節の外転の主動筋であるが、回旋筋腱板には含まれない。回旋筋腱板は肩関節の安定性に不可欠であり、肩甲骨周囲の経穴を刺鍼する際にはこれらの筋の解剖学的走行を深く理解しておく必要がある。