消化管からの吸収について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
モノグリセリドは脂肪の消化産物であり、主に膵リパーゼによってトリグリセリドが分解されて生成されます。これらは胆汁酸ミセルに取り込まれて小腸上皮細胞に運ばれ、細胞内で再合成されてカイロミクロンとなり、リンパ管を経て全身に吸収されます。
選択肢ごとの解説
- 1. グルコースは主に小腸で吸収されます。胃ではアルコールや一部の薬物が吸収されますが、グルコースの吸収はほとんど行われません。 正しくは:グルコースは小腸で吸収される。
- 2. 正解。モノグリセリドは脂肪の消化産物であり、小腸で胆汁酸ミセルに取り込まれて吸収されます。
- 3. アミノ酸はタンパク質の消化産物であり、主に小腸で吸収されます。結腸の主な機能は水分の吸収と便の形成であり、アミノ酸の吸収はほとんどありません。 正しくは:アミノ酸は小腸で吸収される。
- 4. 水分の約90%は小腸で吸収され、残りの約10%が結腸で吸収されます。直腸は便の貯留が主な機能であり、水分の吸収はほとんどありません。 正しくは:水分の大部分(約90%)は小腸で吸収され、残りが結腸で吸収される。
国試ポイント
消化管における主要栄養素の吸収部位を正確に理解すること。特に、各栄養素の消化過程と吸収経路、および消化管の各部位の役割を区別できるようにする。
混同注意
各栄養素(糖質、脂質、タンパク質、水分)の消化部位と吸収部位の区別。特に、単純な分子の吸収部位と複雑な分子の吸収経路の違い。
次に同じ論点が出たら
栄養素の吸収に関する問題が出た場合、まず栄養素の種類(糖質、脂質、タンパク質、水分など)を特定し、その主要な吸収部位が小腸であるかどうか、また吸収のメカニズム(受動輸送、能動輸送、ミセル形成など)を判断します。
覚え方
栄養素の吸収に関する問題が出た場合、まず栄養素の種類(糖質、脂質、タンパク質、水分など)を特定し、その主要な吸収部位が小腸であるかどうか、また吸収のメカニズム(受動輸送、能動輸送、ミセル形成など)を判断します。
対になる知識
各栄養素(糖質、脂質、タンパク質、水分)の消化部位と吸収部位の区別。特に、単純な分子の吸収部位と複雑な分子の吸収経路の違い。
関連知識
糖質は単糖類(グルコースなど)として小腸で吸収され、タンパク質はアミノ酸やジ・トリペプチドとして小腸で吸収されます。水分は小腸で大部分が吸収され、残りが結腸で吸収されます。