黄疸の原因となる代謝異常はどれか。
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正解は2番
解説
黄疸はヘモグロビンの代謝産物であるビリルビンなどの生体色素(胆汁色素)の代謝異常(産生過剰、肝 uptake・抱合・排泄障害)により、皮膚や粘膜が黄染する病態である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは黄色腫などの脂質代謝異常の説明である。本問の黄疸はビリルビン代謝異常であり生体色素代謝異常に分類される。
- 2. 正解。黄疸はヘモグロビンの代謝産物であるビリルビンなどの生体色素(胆汁色素)の代謝異常(産生過剰、肝 uptake・抱合・排泄障害)により、皮膚や粘膜が黄染する病態である。
- 3. これは糖尿病などの糖代謝異常の説明である。本問の黄疸はビリルビン蓄積による生体色素代謝異常である。
- 4. これは痛風などのプリン体代謝異常である核酸代謝異常の説明である。本問の黄疸は生体色素代謝異常である。
国試ポイント
疾患や症候とそれに対応する代謝異常の種類(黄疸=生体色素、黄色腫=脂質、痛風=核酸)の組み合わせを問う問題が多い。
覚え方
代謝異常と代表的疾患の対比: ・生体色素代謝異常 ⇄ 黄疸(ビリルビン) ・脂質代謝異常 ⇄ 黄色腫・動脈硬化 ・核酸代謝異常 ⇄ 痛風(尿酸)
対になる知識
生体内の代謝異常とその代表的疾患の組合せとして、生体色素代謝異常には黄疸の原因となるビリルビン代謝があり、脂質代謝異常には黄色腫や動脈硬化、核酸代謝異常には痛風の原因となる尿酸代謝がある。これらは病理学の物質沈着や代謝障害の分野で頻出の対比事項である。
関連知識
ビリルビンは老朽化した赤血球の破壊によって生じるヘムの代謝産物である。これがマクロファージ系で処理され、肝臓での抱合や排泄の障害、あるいは過剰な溶血などにより血中で増加すると、皮膚や眼球結膜が黄染する黄疸を引き起こす臨床的意義の高い病態である。