骨粗鬆症患者における骨折の好発部位として最も頻度が高いのはどれか。
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正解は2番
解説
骨粗鬆症による骨折の好発部位は、海綿骨が豊富で荷重がかかりやすい椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部である。踵骨は骨粗鬆症性骨折が最も起こりにくい部位の一つであり、踵骨骨折は高所からの転落などによる高エネルギー外傷で発生することが多い。
選択肢ごとの解説
- 1. これは骨粗鬆症性骨折が最も起こりにくい部位である。踵骨骨折は高エネルギー外傷で生じやすい。
- 2. 正解。骨粗鬆症による骨折の好発部位は、海綿骨が豊富で荷重がかかりやすい椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部である。踵骨は骨粗鬆症性骨折が最も起こりにくい部位の一つであり、踵骨骨折は高所からの転落などによる高エネルギー外傷で発生することが多い。
- 3. これは骨粗鬆症性骨折の好発部位ではない。中手骨は通常の骨粗鬆症性骨折の好発部位から除外される。
- 4. これは骨粗鬆症性骨折の好発部位ではない。腓骨遠位部は足関節捻挫や果部骨折に伴うことはあるが、骨粗鬆症特有の好発部位ではない。
国試ポイント
骨粗鬆症の好発部位(椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部)と、逆に骨折しにくい部位(踵骨など)の区別が問われる。
覚え方
骨粗鬆症 好発部位:ツ(椎体)ダ(大腿骨)ト(橈骨)ジョ(上腕骨)
対になる知識
骨粗鬆症性骨折の好発部位として臨床上重要なのは、椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、および上腕骨近位部である。一方で、骨粗鬆症であっても骨折の頻度が低い非好発部位としては、踵骨体部、頭蓋骨、手足の小骨などが挙げられる。骨密度低下による脆弱性骨折の好発部位は海綿骨の割合が多い部位に集中する。
関連知識
大腿骨近位部骨折は高齢者の寝たきりや要介護状態の原因として極めて重要であり、受傷後の早期離床と手術療法が求められる。また、骨粗鬆症のスクリーニングや診断には、腰椎や大腿骨近位部を対象としたDXA法による骨密度測定が標準的に用いられる。