痛風において、最も好発する関節の部位はどれか。
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正解は3番
解説
痛風は高尿酸血症を背景として、尿酸塩結晶が関節包や滑膜などの組織に析出することで激しい急性関節炎を引き起こす疾患である。特に足の親指の付け根(第一中足指節関節)に好発するため、これが正解となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 股関節は変形性股関節症や大腿骨頭壊死などの好発部位であるが、痛風発作の典型的な好発部位ではないため誤りである。
- 2. 膝関節は偽痛風(ピロリン酸カルシウム結晶沈着症)や変形性膝関節症の好発部位として知られており、痛風の初発部位としては典型的ではないため誤りである。
- 3. 正解。痛風は高尿酸血症を背景として、尿酸塩結晶が関節包や滑膜などの組織に析出することで激しい急性関節炎を引き起こす疾患である。特に足の親指の付け根(第一中足指節関節)に好発するため、これが正解となる。
- 4. 肩関節は肩関節周囲炎(五十肩)などの好発部位であり、痛風の好発部位ではないため誤りである。
国試ポイント
痛風の好発部位である「第一中足指節関節(足の母趾MP関節)」は、国家試験で非常に狙われやすい最重要キーワードである。
覚え方
「痛風の、親指ピカピカ(第一中足指節関節)」
対になる知識
痛風の発作性関節炎は尿酸塩結晶の沈着により生じ、足の第1中足指節関節(足の親指の付け根)に最も好発する。これに対し、ピロリン酸カルシウムが沈着する偽痛風は膝関節などの大型関節に好発しやすい。
関連知識
痛風は男性に圧倒的に多く発症する。尿酸塩結晶が関節腔内に遊離して白血球が貪食することで強い炎症発作を引き起こす。治療にはNSAIDsやコルヒチンが用いられ、発作間欠期には尿酸降下薬による管理を行う。