日内リズムについて正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌は視床下部のCRHによって促進され、その分泌は日内リズムを持ちます。ACTHの分泌が増加すると、副腎皮質からコルチゾールなどの副腎皮質ホルモンが分泌されます。コルチゾールの血中濃度は、覚醒前の早朝(午前6時から8時頃)に最も高くなり、日中から夜にかけて徐々に低下し、深夜に最低値を示します。これはストレス応答や覚醒覚醒サイクルに重要な役割を果たしています。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の血中濃度は、覚醒前の早朝に最も高くなり、日中に漸減し、深夜に最低となります。これは日内リズムの典型的なパターンです。
- 2. メラトニンは睡眠を誘発するホルモンであり、その血中濃度は夜間に上昇し、深夜から早朝にかけてピークを迎えます。正午は分泌が最も低い時間帯です。 正しくは:メラトニンの血中濃度は深夜が最も高い。
- 3. 血糖値は食事摂取後に上昇し、空腹時には低下します。夕食前は空腹状態であることが多く、通常は食後よりも血糖値が低い状態です。最も高いのは食後数時間以内です。 正しくは:血糖値は食後(特に食後1〜2時間)が最も高い。
- 4. 直腸温を含む深部体温は、日中に上昇し、夕方から夜にかけてピークを迎えます。睡眠中は体温調節中枢の活動が低下し、体温は最も低くなります。 正しくは:直腸温は夕方が最も高い。
国試ポイント
日内リズムを持つホルモンとそのピーク時間、および体温の日内変動を理解する。
混同注意
多くのホルモンが日内リズムを持つため、それぞれのピーク時間を正確に覚えることが重要です。特にコルチゾールとメラトニンは逆のリズムを示すため混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
日内リズムに関する問題が出た場合、主要なホルモン(副腎皮質ホルモン、メラトニンなど)の分泌パターンと、体温などの生理指標の変動パターンを正確に想起できるかを確認する。
覚え方
日内リズムに関する問題が出た場合、主要なホルモン(副腎皮質ホルモン、メラトニンなど)の分泌パターンと、体温などの生理指標の変動パターンを正確に想起できるかを確認する。
対になる知識
多くのホルモンが日内リズムを持つため、それぞれのピーク時間を正確に覚えることが重要です。特にコルチゾールとメラトニンは逆のリズムを示すため混同しやすいです。
関連知識
成長ホルモンは睡眠中に分泌が促進され、夜間にピークを迎えます。甲状腺ホルモンは比較的日内変動が少ないです。体温は夕方に最も高くなります。