ネフローゼ症候群の診断基準に含まれるのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
ネフローゼ症候群の診断基準には、大量の蛋白尿(3.5g/日以上)、低アルブミン血症(血清アルブミン値3.0g/dL以下)、高LDLコレステロール血症、および浮腫が含まれます。高LDLコレステロール血症は肝臓でのアルブミン合成亢進に伴いリポ蛋白合成も亢進するために生じ、診断基準の主要な項目です。
選択肢ごとの解説
- 1. 排尿痛は尿路感染症などでみられる症状であり、ネフローゼ症候群の診断基準には含まれません。 正しくは:該当なし。ネフローゼ症候群では通常みられない。
- 2. 正解。高LDLコレステロール血症は、ネフローゼ症候群の四主徴の一つであり、診断基準に含まれます。肝臓でのリポ蛋白合成亢進によるものです。
- 3. 尿糖は糖尿病の診断基準や所見であり、ネフローゼ症候群の診断基準には含まれません。 正しくは:該当なし。糖尿病ではみられるが、ネフローゼ症候群では通常みられない。
- 4. ネフローゼ症候群では尿中に大量の蛋白が排出されるため「低蛋白血症(特に低アルブミン血症)」を呈します。高蛋白血症は誤りです。 正しくは:低蛋白血症(低アルブミン血症)
国試ポイント
ネフローゼ症候群の主要な診断基準(四主徴)を正確に覚えることが重要です。特に、高LDLコレステロール血症が診断基準に含まれることを理解することがポイントです。
混同注意
ネフローゼ症候群の基準と、腎炎や糖尿病などの他の疾患でみられる検査所見との混同に注意が必要です。例えば、尿糖は糖尿病の基準であり、ネフローゼ症候群の診断基準ではありません。
次に同じ論点が出たら
次に同様の問題が出た場合は、ネフローゼ症候群の四主徴(大量蛋白尿、低アルブミン血症、高コレステロール血症、浮腫)を正確に想起し、選択肢に含まれるかを確認して判断します。
覚え方
次に同様の問題が出た場合は、ネフローゼ症候群の四主徴(大量蛋白尿、低アルブミン血症、高コレステロール血症、浮腫)を正確に想起し、選択肢に含まれるかを確認して判断します。
対になる知識
ネフローゼ症候群の基準と、腎炎や糖尿病などの他の疾患でみられる検査所見との混同に注意が必要です。例えば、尿糖は糖尿病の基準であり、ネフローゼ症候群の診断基準ではありません。
関連知識
ネフローゼ症候群の四主徴:1. 大量蛋白尿(3.5g/日以上)2. 低アルブミン血症(血清アルブミン値3.0g/dL以下)3. 高コレステロール血症(高LDLコレステロール血症)4. 浮腫。また、病型として微小変化型、膜性腎症、巣状分節性糸球体硬化症などがあることも関連知識として重要です。