排尿障害のうち蓄尿障害はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
尿失禁は、不随意な尿の排出であり、膀胱に尿をためておく機能(蓄尿機能)が障害されている状態を直接的に示します。蓄尿障害は、膀胱容量の減少や膀胱過活動などにより、尿を適切に保持できない状態を指し、その結果として尿失禁が生じます。
選択肢ごとの解説
- 1. 尿勢低下は、尿の勢いが弱い状態を指し、尿の排出機能が障害されている排出障害の症状です。 正しくは:排出障害
- 2. 尿線途絶は、排尿中に尿の流れが途切れる状態を指し、尿の排出機能が障害されている排出障害の症状です。 正しくは:排出障害
- 3. 正解。尿失禁は、意思に反して尿が漏れる状態であり、膀胱に尿を貯めておく機能(蓄尿機能)が障害されていることを示す代表的な症状です。
- 4. 残尿感は、排尿後も膀胱に尿が残っているような不快感を指し、排出障害の症状、または膀胱刺激症状として捉えられることが多いです。 正しくは:排出障害または膀胱刺激症状
国試ポイント
排尿障害は、蓄尿障害と排出障害の2つに大別され、それぞれの代表的な症状を正確に理解することが重要です。
混同注意
蓄尿障害と排出障害の症状を混同しやすいので、それぞれの定義と症状の具体例を区別して覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
排尿障害の症状を見たときに、それが尿を溜めることができない症状(蓄尿障害)なのか、尿を出すことができない・しにくい症状(排出障害)なのかを判断します。
覚え方
排尿障害の症状を見たときに、それが尿を溜めることができない症状(蓄尿障害)なのか、尿を出すことができない・しにくい症状(排出障害)なのかを判断します。
対になる知識
蓄尿障害と排出障害の症状を混同しやすいので、それぞれの定義と症状の具体例を区別して覚える必要があります。
関連知識
蓄尿障害の原因疾患として過活動膀胱、神経因性膀胱(蓄尿期障害)、腹圧性尿失禁などがあり、排出障害の原因疾患として前立腺肥大症、神経因性膀胱(排出期障害)、尿道狭窄などがあります。