手の少陰心経に属し、原気が集まる原穴はどれか。
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正解は4番
解説
神門は手の少陰心経の原穴であり、手関節掌側横紋の尺側端、尺側手根屈筋腱の橈側縁に位置する。心神不寧による不眠や動悸などの精神症状に用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 大陵は手の厥陰心包経の原穴であり、手関節掌側横紋の中央、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間に位置する。
- 2. 太淵は手の太陰肺経の原穴であり、手関節掌側横紋上で橈骨動脈拍動部に位置する。肺疾患や気虚に用いられる。
- 3. 太衝は足の厥陰肝経の原穴であり、足背、第1・第2中足骨底の結合部前方の陥凹部に位置する。
- 4. 正解。神門は手の少陰心経の原穴であり、手関節掌側横紋の尺側端、尺側手根屈筋腱の橈側縁に位置する。心神不寧による不眠や動悸などの精神症状に用いられる。
国試ポイント
十二経脈の原穴の部位と所属経脈の対応は国家試験の定番。特に手関節・足関節周囲の原穴の位置関係は正確に覚える必要がある。
覚え方
心は神門、肺は太淵、心包は大陵、肝は太衝
対になる知識
十二経脈の陰経における原穴の対比として、手の太陰肺経の原穴は太淵、手の少陰心経の原穴は神門、手の厥陰心包経の原穴は大陵、足の厥陰肝経の原穴は太衝がある。陰経においては、五行説の「輸穴(土)」がそのまま原穴を兼ねているという共通の法則性がある。
関連知識
原穴は、全身の原気が三焦を経由して各経脈に出入りし、そこに留まるとされる重要な経穴である。各経脈の生理機能や病理変化が強く反映されるため、診断および治療の両面において極めて高い臨床的価値を持ち、特に虚実の評価に基づいて選穴される。