神経性やせ症(神経性食欲不振症)について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
神経性やせ症は、食事制限や過剰な運動により低体重をきたす精神疾患であり、その根本には歪んだ身体イメージや肥満への恐怖といった心理的要因が深く関与しているため、認知行動療法や家族療法などの心理療法が極めて有効な治療法とされています。
選択肢ごとの解説
- 1. 神経性やせ症は思春期から青年期の女性に好発し、中年期に発症することは稀です。 正しくは:神経性やせ症は思春期から青年期に多い。
- 2. 神経性やせ症は、患者自身の極端な食事制限や拒食行動、過剰な運動が主な原因であり、栄養吸収障害が原因ではありません。 正しくは:神経性やせ症は、過度な食事制限や拒食行動が原因である。
- 3. 神経性やせ症では、摂取量の不足や嘔吐、下剤乱用などにより、低カリウム血症をはじめとする電解質異常を高頻度に引き起こします。 正しくは:神経性やせ症は、電解質異常を起こしやすい。
- 4. 正解。神経性やせ症の病態には心理的要因が深く関わっており、認知行動療法や家族療法などの心理療法は症状の改善に有効な主要な治療法の一つです。
国試ポイント
神経性やせ症の診断基準、疫学、身体合併症、治療法(特に心理療法)を理解することが重要です。
混同注意
神経性やせ症と身体疾患によるるいそう、あるいは摂食障害の他の病型(神経性過食症)との鑑別が重要です。
次に同じ論点が出たら
神経性やせ症に関する問題が出た場合、まず年齢層と心理的側面、そして治療法の選択肢に注目して判断します。
覚え方
神経性やせ症に関する問題が出た場合、まず年齢層と心理的側面、そして治療法の選択肢に注目して判断します。
対になる知識
神経性やせ症と身体疾患によるるいそう、あるいは摂食障害の他の病型(神経性過食症)との鑑別が重要です。
関連知識
神経性やせ症はDSM-5の摂食障害群に分類され、思春期から青年期の女性に好発します。栄養失調による低カリウム血症や骨粗鬆症などの身体合併症も理解しておく必要があります。