前腕周径の正しい計測方法はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
前腕周径の計測では、前腕の最も太い部分である最大膨隆部を測定部位とする。筋萎縮や浮腫の評価を行う際、筋肉の最も発達した部位や腫脹が顕著な部位をとらえるために最大膨隆部が選ばれる。
選択肢ごとの解説
- 1. 手関節直上は周径の標準的な最大膨隆部ではなく、前腕のより太い筋腹のある部位を測定する。
- 2. 上腕や大腿の中央部で計測する手法と混同しやすいが、前腕周径は最大膨隆部で計測する。
- 3. 上腕や大腿周径では肘・膝関節伸展位で計測するが、前腕周径の計測肢位は最大膨隆部を正確に捉えることが優先され、関節中間位などで行われる。
- 4. 正解。前腕周径の計測では、前腕の最も太い部分である最大膨隆部を測定部位とする。筋萎縮や浮腫の評価を行う際、筋肉の最も発達した部位や腫脹が顕著な部位をとらえるために最大膨隆部が選ばれる。
国試ポイント
四肢の周径測定において、中央部で測る部位(上腕・大腿)と、最大膨隆部で測る部位(前腕・下腿)の違いが狙われやすい。
覚え方
上・大は中央、前・下は最大(上腕・大腿=中央、前腕・下腿=最大膨隆部)
対になる知識
四肢周径の正しい計測部位として、上腕では上腕中央部、前腕では前腕の最大膨隆部、大腿では大腿中央部、下腿では下腿の最大膨隆部を選択して測定することが標準的な手法として定められている。
関連知識
身体計測における四肢の周径測定は、筋委縮や浮腫、あるいは深部静脈血栓症やリンパ浮腫などに伴う左右差を客観的に評価し、病態の進行や治療効果を経時的にモニタリングするうえで極めて重要である。