パニック障害の症状として正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
パニック障害は、突然起こる激しい身体症状と強い恐怖感を伴うパニック発作の反復と、それに伴う「また発作が起きたらどうしよう」という持続的な不安(予期不安)を主徴とする不安症であるため、予期不安が正解となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 幻聴は統合失調症などの精神病性障害に特徴的な知覚の障害であり、パニック障害の主症状ではないため誤りである。
- 2. 強迫観念は強迫症(強迫性障害)において、不合理と分かっていながら頭から離れない思考やイメージを指すため誤りである。
- 3. 感情の平坦化は統合失調症の陰性症状やうつ病などでみられる表現力の低下であり、パニック障害の症状ではないため誤りである。
- 4. 正解。パニック障害は、突然起こる激しい身体症状と強い恐怖感を伴うパニック発作の反復と、それに伴う「また発作が起きたらどうしよう」という持続的な不安(予期不安)を主徴とする不安症であるため、予期不安が正解となる。
国試ポイント
パニック障害の2大特徴である「パニック発作」と「予期不安(および広場恐怖)」の組み合わせを確実に押さえること。
覚え方
「パニックの三大キーワード:発作・予期不安・広場恐怖」
対になる知識
パニック障害は突然のパニック発作に加え、発作が再び起きるのではないかという予期不安や広場恐怖を特徴とする。これに対し、強迫症は不合理な考えが頭から離れない強迫観念と、それを打ち消すための強迫行為を主症状とする。
関連知識
パニック発作では、動悸、発汗、震え、呼吸困難、胸部不快感、めまい、そして「死んでしまうのではないか」という強い恐怖が突然生じる。治療としては、SSRIなどの抗うつ薬物療法と併せて認知行動療法が非常に有効である。