成人に対する心肺蘇生法での胸骨圧迫と人工呼吸の比率はどれか。
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正解は4番
解説
成人の一次救命処置における胸骨圧迫と人工呼吸の比率は30対2と定められている。これは、循環血流量を維持するための胸骨圧迫の中断を最小限にしつつ、十分な換気を行うための国際的なガイドラインに基づく標準的な手技である。脈拍の有無にかかわらず、心停止が疑われる場合は直ちに胸骨圧迫を開始し、人工呼吸と組み合わせて行う。
選択肢ごとの解説
- 1. 胸骨圧迫の回数が30回である点は正しいが、人工呼吸の回数は1回ではなく2回であるため、本問では誤りとなる。
- 2. これは小児や乳児の複数救助者による心肺蘇生法でかつ気管挿管されていない場合の比率として過去に検討されたことがあるが、成人の一次救命処置における標準的な胸骨圧迫と人工呼吸の比率は30対2である。
- 3. これは小児や乳児に対する2人法での心肺蘇生法における胸骨圧迫と人工呼吸の比率であり、本問の成人における条件では30対2が正しい。
- 4. 正解。成人の一次救命処置における胸骨圧迫と人工呼吸の比率は30対2と定められている。これは、循環血流量を維持するための胸骨圧迫の中断を最小限にしつつ、十分な換気を行うための国際的なガイドラインに基づく標準的な手技である。脈拍の有無にかかわらず、心停止が疑われる場合は直ちに胸骨圧迫を開始し、人工呼吸と組み合わせて行う。
国試ポイント
一次救命処置(BLS)における胸骨圧迫のテンポ(100〜120回/分)、深さ(約5cm)、および胸骨圧迫と人工呼吸の比率(30:2)は定番の出題ポイントである。
覚え方
サンマル・ニ(30:2)でしっかり胸骨圧迫と人工呼吸
対になる知識
成人に対する一次救命処置(BLS)における胸骨圧迫の条件としては、圧迫の深さが約5cm、速度が1分間に100〜120回と定められており、心肺蘇生を行う際の胸骨圧迫と人工呼吸の実施比率は30対2の割合で絶え間なく継続することが求められる。
関連知識
救助者が人工呼吸の技術を持たない場合や、感染防護具がなく実施をためらう状況においては、人工呼吸を無理に行わず、絶え間なく胸骨圧迫のみを続ける「ハンズオンリーCPR(胸骨圧迫のみの心肺蘇生)」を行うことが強く推奨されている。