経穴の中で、天応穴の別名として正しいものはどれか。
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正解は2番
解説
天応穴(てんおうけつ)とは、唐代の孫思邈が著した『千金要方』に由来する概念であり、圧痛点や硬結などの病理学的反応が現れた部位を指して治療点とする。これは一定の経穴名を持たない阿是穴(あぜけつ)と同義であり、「痛むところ即ちこれに灸す」という不定穴の原点である。
選択肢ごとの解説
- 1. 原穴は十二経脈において原気が留まるところであり、四肢の肘・膝関節よりも末端に位置する。圧痛点である天応穴とは概念が異なる。
- 2. 正解。天応穴(てんおうけつ)とは、唐代の孫思邈が著した『千金要方』に由来する概念であり、圧痛点や硬結などの病理学的反応が現れた部位を指して治療点とする。これは一定の経穴名を持たない阿是穴(あぜけつ)と同義であり、「痛むところ即ちこれに灸す」という不定穴の原点である。
- 3. 募穴は胸腹部において五臓六腑の気が集まるところであり、特定の経穴に属する。圧痛点や硬結を広く指す天応穴とは異なる。
- 4. 郄穴は四肢末端の経脈の気が深く集まるところであり、主に急性疾患の治療に用いられる。圧痛点である天応穴とは異なる。
国試ポイント
天応穴が阿是穴の別名であること、およびその特徴(部位が不定、圧痛点)を確実に結びつけておくこと。
覚え方
天応穴 = 阿是穴(病むところ「あ、ここだ」の反応点)
対になる知識
天応穴の別名は阿是穴であり、特定の部位に固定されず主治も不定である。これに対して、定型的な経穴は特定の部位に明確に固定されており、それぞれ一定の主治を持っているという特徴がある。
関連知識
奇穴は十四経脈上にないが、比較的固定された位置と主治を持つ。新穴は近年に発見または確立された経穴で、特定の部位と主治を持つ。経穴は気血の出入りする要所であり、病態の反応点となることもある。