橈骨神経麻痺で減弱することがある腱反射はどれか。
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正解は2番
解説
橈骨神経麻痺では、橈骨神経の枝が支配する腕橈骨筋の機能が障害されるため、腕橈骨筋腱反射が減弱することがある。腕橈骨筋腱反射はC5-6の脊髄神経レベルを反映している。
選択肢ごとの解説
- 1. 上腕二頭筋腱反射は主に筋皮神経(C5-6脊髄神経レベル)によって反射中枢が構成されており、橈骨神経麻痺の直接的な指標ではない。
- 2. 正解。橈骨神経麻痺では、橈骨神経の枝が支配する腕橈骨筋の機能が障害されるため、腕橈骨筋腱反射が減弱することがある。腕橈骨筋腱反射はC5-6の脊髄神経レベルを反映している。
- 3. 膝蓋腱反射は主に大腿神経(L3-4脊髄神経レベル)を介する下肢の伸展反射であり、上肢の橈骨神経麻痺では変化しない。
- 4. アキレス腱反射は主に脛骨神経(S1-2脊髄神経レベル)を介する下肢の反射であり、上肢の障害とは無関係である。
国試ポイント
腕橈骨筋腱反射の反射中枢(C5-6)と、それが橈骨神経(および筋皮神経と共通する頸髄レベル)の障害評価に関連することを覚える。
覚え方
とうこつ(橈骨神経・腕橈骨筋)= C5-C6
対になる知識
上腕二頭筋腱反射はC5-6、腕橈骨筋腱反射はC5-6、上腕三頭筋腱反射はC7-8の神経根レベルを反映する。下肢においては膝蓋腱反射がL3-4、アキレス腱反射がS1-2の髄節レベルを評価するための重要な指標となる。
関連知識
橈骨神経麻痺は腕神経叢後神経束(C5〜Th1)からの枝である橈骨神経の障害により生じる。上腕骨幹部骨折などに合併しやすく、手関節や手指の伸展障害(下垂手)や手背橈側の感覚障害が典型的な症状として現れる。