小児斜差の灸で用いる経穴の組合せはどれか。
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正解は3番
解説
小児斜差の灸は、小児の疳の虫や消化器症状、夜泣きなどの諸症状に対して伝統的に行われてきた小児鍼灸刺激法の一つである。経穴の選定においては陰陽五行説や経脈の左右のバランスを考慮し、左の肝兪と右の脾兪の組合せを用いることが古典的な定法とされている。肝と脾の機能を整えることで、気血の巡りを改善し精神を安定させる。
選択肢ごとの解説
- 1. これは両側の膈兪と両側の胃兪の説明。膈兪や胃兪も背部の重要な背部輸穴であるが、小児斜差の灸として伝統的に指定されている肝兪と脾兪の組合せではないため誤り。
- 2. これは右の肝兪と左の脾兪の説明。小児斜差の灸では左右の組合せが定められており、本問の正答である左の肝兪と右の脾兪に対して左右が逆であるため誤り。
- 3. 正解。小児斜差の灸は、小児の疳の虫や消化器症状、夜泣きなどの諸症状に対して伝統的に行われてきた小児鍼灸刺激法の一つである。経穴の選定においては陰陽五行説や経脈の左右のバランスを考慮し、左の肝兪と右の脾兪の組合せを用いることが古典的な定法とされている。肝と脾の機能を整えることで、気血の巡りを改善し精神を安定させる。
- 4. これは両側の肝兪と両側の脾兪の説明。小児斜差の灸は左右非対称の刺激によって身体のバランスを調整する手技であり、両側同時におこなうものではないため誤り。
国試ポイント
小児斜差の灸における男児と女児の左右の組み合わせの違いを確実に区別して記憶しているかが問われる。
覚え方
男は左から(男=左肝右脾)、女は右から(女=右肝左脾)。
対になる知識
男児に行う小児斜差の灸では左の肝兪と右の脾兪の組合せを用いる。これに対して女児に行う場合は右の肝兪と左の脾兪を用いるため、性別による左右の組み合わせの違いを対比して覚える必要がある。
関連知識
肝兪は第9胸椎棘突起下外側1.5寸、脾兪は第11胸椎棘突起下外側1.5寸に位置する。小児斜差の灸は小児の消化器系の不調や疳の虫などの症状に対して臨床応用される伝統的な施灸法である。