東洋医学の古典的治療原則において、『難経』六十九難で示されている法則はどれか。
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正解は2番
解説
『難経』六十九難には「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」という五行論に基づいた補瀉の治療原則が記載されている。これは五行の相生関係を利用して経絡の虚実を調整する基本原則である。
選択肢ごとの解説
- 1. 五兪穴の具体的な補瀉法則に関する記載は『難経』七十五難などに示されており、六十九難の直接的な原則とは異なる。
- 2. 正解。『難経』六十九難には「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」という五行論に基づいた補瀉の治療原則が記載されている。これは五行の相生関係を利用して経絡の虚実を調整する基本原則である。
- 3. これは一日の中における陰陽の消長や時間帯による変動に関する記述である。『難経』六十九難で示されているのは「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」という五行論に基づく治療原則である。
- 4. 病の陰陽に関する考察や診断の原則は別の古典や条文に由来するものであり、六十九難の母子補瀉の法則ではない。
国試ポイント
『難経』六十九難といえば「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」のフレーズが定番として問われる。
覚え方
六十九難=「母子補瀉(虚母・実子)」と直結させる。
対になる知識
『難経』に示された重要な診断・治療原則として、六十九難の「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」という相生関係に基づく補瀉法則に対し、七十五難における五兪穴を用いた具体的な臨床操作法や、他の難経の脈診・経穴論に関する原則を相互に整理しておくことが重要である。
関連知識
『難経』六十九難には、難経の五行相生論に基づく古典的な治療原則が明記されている。五行の相生関係(木・火・土・金・水)において、ある臓腑が虚している場合にはその母にあたる経絡の補穴を補い、実している場合にはその子にあたる経絡の瀉穴を瀉すという母子補瀉の理論は東洋医学の基本原則である。