チーム医療を推進するのに望ましくないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
チーム医療は、患者中心の医療を提供するために複数の専門職が連携・協働する医療体制です。職種間の上下関係が明確すぎると、意見交換が阻害され、情報の共有が滞り、結果として最適な医療計画の立案や実施が困難になるため、チーム医療の推進には望ましくありません。
選択肢ごとの解説
- 1. 職種による専門性は、チーム医療の基盤であり、各専門職がその知識や技術を活かすことで、患者に対して多角的な視点からの質の高い医療を提供できます。望ましい要素です。
- 2. 職種間の情報共有は、チーム医療を円滑に進める上で不可欠です。患者の状態や治療方針、目標などを共有することで、各職種が連携し、一貫性のあるケアを提供できます。望ましい要素です。
- 3. 正解。職種間の上下関係は、チーム医療の推進に望ましくありません。対等な立場で意見を出し合い、協力することがチーム医療の原則であり、上下関係が強いと円滑なコミュニケーションや協働が阻害されます。
- 4. 職種による業務分担は、各専門職がそれぞれの役割と責任を明確にし、効率的に医療を提供するために重要です。これにより、業務の重複を避け、専門性を最大限に活かすことができます。望ましい要素です。
国試ポイント
チーム医療の理念と、それを阻害する要因を理解する。
混同注意
職種間の役割分担と、上下関係によるヒエラルキーを混同しない。役割分担はチーム医療を円滑にするが、不適切な上下関係は阻害する。
次に同じ論点が出たら
チーム医療に関する問題が出た場合、多職種連携を促進する要素(情報共有、専門性の尊重、業務分担)と阻害する要素(上下関係、コミュニケーション不足、責任の不明確さ)に着目して判断する。
覚え方
チーム医療に関する問題が出た場合、多職種連携を促進する要素(情報共有、専門性の尊重、業務分担)と阻害する要素(上下関係、コミュニケーション不足、責任の不明確さ)に着目して判断する。
対になる知識
職種間の役割分担と、上下関係によるヒエラルキーを混同しない。役割分担はチーム医療を円滑にするが、不適切な上下関係は阻害する。
関連知識
チーム医療を推進するための要素としては、職種間の相互理解、明確な目標共有、対等なコミュニケーション、リーダーシップ、患者中心のアプローチなどが挙げられます。多職種連携を阻害する要因としては、専門職間の知識格差、責任の所在不明確、コミュニケーション不足、価値観の相違なども含まれます。