高血圧性脳出血の最も好発する部位はどれか。
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正解は1番
解説
高血圧性脳出血は脳の深部を栄養する穿通枝(特にシャルコ動脈など)の破綻により生じる。その中で被殻が全体の約半分を占める最も好発する部位である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。高血圧性脳出血は脳の深部を栄養する穿通枝(特にシャルコ動脈など)の破綻により生じる。その中で被殻が全体の約半分を占める最も好発する部位である。
- 2. 延髄は呼吸や循環の中枢を含む生命維持に重要な脳幹の一部であるが、高血圧性脳出血の好発部位ではない。
- 3. 中脳は脳幹の一部であり、高血圧性脳出血の好発部位ではない。脳出血の好発部位は被殻、視床、小脳、橋などである。
- 4. これは好順位の混同に基づく誤り。小脳も高血圧性脳出血の好発部位の一つ(約10%)ではあるが、最も高頻度に発症する部位は被殻である。
国試ポイント
高血圧性脳出血の好発部位の順序(被殻 > 視床 > 小脳 > 橋)を確実に把握しておくことが重要である。
覚え方
脳出血の好発:被殻(ひかく)が一番(トップ)
対になる知識
高血圧性脳出血の最も好発する部位は内包の近傍にある被殻であり、全脳出血の約半数を占める。その他、視床、小脳、橋なども高血圧性脳出血の好発部位として臨床上重要である。
関連知識
長期の高血圧負荷により脳内の穿通枝に微小動脈瘤(シャルコ・ブシャール動脈瘤)が形成され、それが破綻することで出血に至る。被殻出血では対側半身の片麻痺や共同偏視などの神経症状が生じる。