髄膜について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
小脳テントは硬膜が水平に張ったもので、大脳の後頭葉と小脳の間に位置し、大脳と小脳を区画する構造である。これにより、大脳の重量が直接小脳にかかるのを防ぎ、脳の支持と保護に寄与している。
選択肢ごとの解説
- 1. 硬膜静脈洞は、内頸静脈に注ぐのが正しい。外頸静脈は顔面や頭皮の表在性静脈血を集める。 正しくは:硬膜静脈洞は内頸静脈に注ぐ。
- 2. 正解。小脳テントは硬膜の一部が水平に伸びて形成され、大脳の後頭葉と小脳の境に位置する。これにより大脳と小脳は区画され、脳の支持に重要な役割を果たす。
- 3. 脳実質に最も近い髄膜は軟膜である。軟膜は脳の表面に密着しており、血管も伴って脳溝に入り込む。クモ膜は軟膜の外側にあり、クモ膜下腔を隔てている。 正しくは:脳実質に最も近い髄膜は軟膜である。
- 4. 中脳水道は第三脳室と第四脳室を連絡する通路であり、直接クモ膜下腔には通じていない。第四脳室が正中孔(マジャンディー孔)と外側孔(ルシュカ孔)を介してクモ膜下腔と交通する。 正しくは:中脳水道は第三脳室と第四脳室を連絡する通路であり、第四脳室が正中孔と外側孔を介してクモ膜下腔へ通じる。
国試ポイント
髄膜の構造と機能、特に硬膜の延長である小脳テントの位置と役割を理解する。
混同注意
小脳テントは大脳と小脳を隔てる構造であり、他の脳室内の構造や脳底部の髄膜構造と混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
髄膜の具体的な名称とそれがどの部位に存在し、どのような機能を持つかを確認する。
覚え方
髄膜の具体的な名称とそれがどの部位に存在し、どのような機能を持つかを確認する。
対になる知識
小脳テントは大脳と小脳を隔てる構造であり、他の脳室内の構造や脳底部の髄膜構造と混同しやすい。
関連知識
大脳鎌は大脳半球間を隔てる硬膜、脊髄硬膜、硬膜の二層構造(内層と外層)、クモ膜下腔の交通、脳脊髄液の循環経路(脳室からクモ膜下腔へ)。