原因菌による感染症であるものはどれか。
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正解は1番
解説
破傷風は土壌中に広く存在する破傷風菌が創傷から侵入することによって引き起こされる細菌感染症である。産生される神経毒素が中枢神経の抑制性シナプスを阻害し、全身性の強い筋肉収縮や痙攣を引き起こす。選択肢の中で細菌を原因とするものは破傷風のみであり、他の疾患はいずれもウイルスを病原体とするため、これが正答となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。破傷風は土壌中に広く存在する破傷風菌が創傷から侵入することによって引き起こされる細菌感染症である。産生される神経毒素が中枢神経の抑制性シナプスを阻害し、全身性の強い筋肉収縮や痙攣を引き起こす。選択肢の中で細菌を原因とするものは破傷風のみであり、他の疾患はいずれもウイルスを病原体とするため、これが正答となる。
- 2. 麻しんは麻しんウイルスによる感染症である。本問は細菌による感染症を求めているため誤り。
- 3. インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症である。本問は細菌による感染症を求めているため誤り。
- 4. デング熱はデングウイルスによる感染症である。本問は細菌による感染症を求めているため誤り。
国試ポイント
感染症の起因病原体が「細菌」か「ウイルス」かを区別する問題は頻出である。代表的な疾患と病原体の組み合わせを確実に整理しておこう。
覚え方
は・し・い・で(麻疹・インフルエンザ・デング)はウイルス!破傷風は細菌。
対になる知識
破傷風は破傷風菌という細菌の感染によって引き起こされる細菌感染症である。これに対し、麻疹、インフルエンザ、デング熱などはウイルスを病原体とするウイルス感染症に分類される。
関連知識
破傷風菌は土壌中に広く存在する嫌気性菌であり、芽胞を形成するため熱や消毒薬に対して強い抵抗性を示す。創傷部から体内に侵入して神経毒素を産生し、筋肉の強直性痙攣を引き起こすため、ワクチン接種による予防が極めて重要である。