腕神経叢の後神経束から分枝するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
腕神経叢の後神経束は、C5-T1の神経線維から構成され、肩甲下神経、腋窩神経、橈骨神経、そして胸背神経の主要な4つの分枝を出します。胸背神経は広背筋を支配し、この筋の運動機能に寄与します。
選択肢ごとの解説
- 1. 肩甲上神経は、腕神経叢の上神経幹から分枝する神経であり、後神経束から分枝する神経ではありません。 正しくは:肩甲上神経は上神経幹から分枝します。
- 2. 肩甲背神経は、腕神経叢のC5神経根から直接分枝する神経であり、後神経束から分枝する神経ではありません。 正しくは:肩甲背神経はC5神経根から直接分枝します。
- 3. 正解。胸背神経は、腕神経叢の後神経束から分枝する主要な神経の一つです。広背筋を支配します。
- 4. 長胸神経は、腕神経叢のC5, C6, C7神経根から直接分枝する神経であり、後神経束から分枝する神経ではありません。 正しくは:長胸神経はC5, C6, C7神経根から直接分枝します。
国試ポイント
腕神経叢の各神経束(外側神経束、内側神経束、後神経束)から分枝する神経を正確に覚えることが重要です。特に、後神経束からは腋窩神経、橈骨神経、肩甲下神経、胸背神経が分枝することを押さえる必要があります。
混同注意
各神経の起始と支配筋を混同しやすく、特に上肢の神経支配は複雑なため、イラストや図を用いて視覚的に覚えるのが効果的です。
次に同じ論点が出たら
腕神経叢の問題が出題されたら、まずどの神経束からの分枝を問われているかを確認し、次に各神経束に属する主要な神経を思い出して判断します。
覚え方
腕神経叢の問題が出題されたら、まずどの神経束からの分枝を問われているかを確認し、次に各神経束に属する主要な神経を思い出して判断します。
対になる知識
各神経の起始と支配筋を混同しやすく、特に上肢の神経支配は複雑なため、イラストや図を用いて視覚的に覚えるのが効果的です。
関連知識
外側神経束からは筋皮神経と外側胸筋神経が、内側神経束からは尺骨神経、内側前腕神経、内側上腕神経、内側胸筋神経が分枝します。また、神経根から直接分枝する神経(長胸神経、肩甲背神経など)も区別して覚える必要があります。