平滑筋細胞の一般的な特徴として正しいものはどれか。
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正解は2番
解説
平滑筋細胞は、単核で紡錘形をしており、筋原線維や横紋を持たず、自身の意思とは無関係に動く不随意筋である。主に内臓や血管の壁に存在し、自律神経やホルモンによって収縮が調節される。
選択肢ごとの解説
- 1. 横紋構造を持つのは骨格筋と心筋であり、平滑筋は筋原線維を欠くため横紋を持たない。
- 2. 正解。平滑筋細胞は、単核で紡錘形をしており、筋原線維や横紋を持たず、自身の意思とは無関係に動く不随意筋である。主に内臓や血管の壁に存在し、自律神経やホルモンによって収縮が調節される。
- 3. 平滑筋細胞は単核であり、多数の核をもつ多核構造は骨格筋細胞の特有の形態学的特徴である。
- 4. 介在板で隣接する細胞間が強固に結合しているのは心筋細胞であり、平滑筋細胞には見られない。
国試ポイント
骨格筋・心筋・平滑筋の3種類の筋肉における「核の数」「横紋の有無」「随意・不随意の別」の比較は国家試験の定番である。
覚え方
平滑筋=「単核・無横紋・不随意」、骨格筋=「多核・有横紋・随意」、心筋=「単/二核・有横紋・不随意・介在板」。
対になる知識
骨格筋細胞は多数の核をもつ多核細胞であり、明暗の横紋構造が観察される自分の意志で動かせる随意筋である。これに対し、心筋細胞は1〜2個の核をもち、横紋構造はあるが細胞間が介在板で結合された不随意筋である。平滑筋細胞は横紋構造を持たず、単核の紡錘形を呈し、自律神経系に支配される不随意筋であるという対比を整理しておくことが重要である。
関連知識
平滑筋には、消化管や子宮などで活動電位が自発的に発生し収縮するファジック平滑筋と、血管壁などで持続的な緊張を保つトニック平滑筋の2種類が存在する。骨格筋や心筋とは異なり、サルコメアの配列が規則的ではないため顕微鏡下で横紋が確認できない。また、平滑筋の収縮機構はカルモジュリンを介した機序によって調節されており、不随意な内臓の運動や血流の調節を担う重要な組織である。