核酸について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
RNAは、メッセンジャーRNA(mRNA)、トランスファーRNA(tRNA)、リボソームRNA(rRNA)など様々な種類があり、これらが協調して遺伝情報の翻訳と蛋白質の合成を担うため、RNAは蛋白質合成に必須である。
選択肢ごとの解説
- 1. DNAの構成要素はデオキシリボース(糖)、リン酸、そしてアデニン、グアニン、シトシン、チミンの4種類の塩基であり、アミノ酸は含まれない。アミノ酸は蛋白質の構成単位である。 正しくは:DNAにはデオキシリボース、リン酸、および4種類の塩基が含まれる。
- 2. DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類の塩基で構成される。RNAはチミンの代わりにウラシル(U)を持つが、やはり4種類である。 正しくは:DNAは4種類の塩基(アデニン、グアニン、シトシン、チミン)で構成される。
- 3. 正解。mRNAはDNAの遺伝情報を転写し、rRNAはリボソームを構成し触媒作用を担い、tRNAは特定のアミノ酸をリボソームに運搬するなど、RNAは蛋白質合成の全過程において中心的な役割を果たす。
- 4. 染色体を形成するのはDNAとヒストンなどの蛋白質であり、RNAが凝集して染色体を形成することはない。RNAは核内で転写やスプライシングに関与し、核外で蛋白質合成に関わる。 正しくは:DNAとヒストンなどの蛋白質が凝集して染色体を形成する。
国試ポイント
核酸(DNA、RNA)の基本的な構造と機能、特に蛋白質合成におけるRNAの役割を理解する。
混同注意
DNAとRNAの構成要素(糖、塩基、リン酸)や機能の違い、アミノ酸と核酸の関係性について混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
核酸に関する問題が出題された場合は、DNAとRNAの構成要素(デオキシリボース/リボース、チミン/ウラシル)およびそれぞれの主要な機能(遺伝情報保存/蛋白質合成・遺伝情報伝達)を比較して判断する。
覚え方
核酸に関する問題が出題された場合は、DNAとRNAの構成要素(デオキシリボース/リボース、チミン/ウラシル)およびそれぞれの主要な機能(遺伝情報保存/蛋白質合成・遺伝情報伝達)を比較して判断する。
対になる知識
DNAとRNAの構成要素(糖、塩基、リン酸)や機能の違い、アミノ酸と核酸の関係性について混同しやすい。
関連知識
DNAは遺伝情報の保存、RNAは遺伝情報の伝達と発現を主に行う。セントラルドグマ(DNA→RNA→蛋白質)の概念。