筋原線維に含まれ、ATPの加水分解エネルギーを利用して筋収縮を引き起こす主要な蛋白質はどれか。
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正解は4番
解説
ミオシンは筋原線維を構成する主要な太いフィラメントの蛋白質であり、アクチンと相互作用しながらATPを分解して発生するエネルギーを利用して筋収縮をひきおこす。
選択肢ごとの解説
- 1. これは結合組織の主要蛋白質の説明。本問の筋原線維では骨格筋の収縮に関与する蛋白質を指す。
- 2. これは弾性線維を構成する蛋白質の説明。本問の筋原線維では筋の収縮に直接関与する蛋白質を指す。
- 3. これは血漿蛋白質の説明。本問の筋原線維ではアクチンやミオシンなどの収縮性蛋白質が該当する。
- 4. 正解。ミオシンは筋原線維を構成する主要な太いフィラメントの蛋白質であり、アクチンと相互作用しながらATPを分解して発生するエネルギーを利用して筋収縮をひきおこす。
国試ポイント
筋原線維を構成するアクチンとミオシンの役割や、血漿蛋白質・結合組織蛋白質との区別がよく出題される。
覚え方
みおしんはATPをぱくっと食べる太い親分 (ミオシン=太いフィラメント、ATP利用)
対になる知識
アクチン=細いフィラメントを構成する収縮性・調節性蛋白質 ミオシン=太いフィラメントを構成する収縮性蛋白質 トロポニン・トロポミオシン=筋収縮の調節に関わる蛋白質
関連知識
筋原線維は筋細胞の内部に多数存在し、顕微鏡下で明帯(I帯)と暗帯(A帯)が交互に並ぶ横紋構造を形成する。ミオシン分子の頭部はATPアーゼ活性を有しており、ATPを分解することで得られる化学エネルギーを機械的張力へと変換する。