四総穴の主治に関して「頭項は」に続く正しい経穴はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は3番
解説
伝統的な四総穴の歌によれば「頭項は列缺に求む」とされており、頭部や項部の諸疾患に対しては手太陰肺経の絡穴であり八脈交会穴である列缺穴が特異的に用いられるため、これが正答となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 合谷は「面目は合谷に求む」とされ、顔面・目などの疾患に用いられる。頭項部の疾患に対する適応ではないため本選択肢は誤り。
- 2. 委中は「腰背は委中に求む」とされ、腰背部の痛みや疾患に用いられる。頭項部の疾患に対する適応ではないため本選択肢は誤り。
- 3. 正解。伝統的な四総穴の歌によれば「頭項は列缺に求む」とされており、頭部や項部の諸疾患に対しては手太陰肺経の絡穴であり八脈交会穴である列缺穴が特異的に用いられるため、これが正答となる。
- 4. 足三里は「肚腹は足三里に求む」とされ、胃腸などの腹部疾患に用いられる。頭項部の疾患に対する適応ではないため本選択肢は誤り。
国試ポイント
四総穴(肚腹は足三里、腰背は委中、頭項は列缺、面目は合谷)の組み合わせは必ず暗記すべき重要事項である。
覚え方
「肚腹・足三里」「腰背・委中」「頭項・列缺」「面目・合谷」の四句をリズムで覚える。
対になる知識
四総穴の主治部位と経穴の対応関係は以下の通りである。顔面部の疾患には合谷、腹部の疾患には足三里、腰背部の疾患には委中、そして頭項部の疾患には列缺がそれぞれ用いられる。
関連知識
列缺は手太陰肺経の絡穴であり、八脈交会穴として任脈に通じている。顔面・頭項部への治療効果が高く、臨床では外感による頭痛や項強に対して頻用される重要経穴の一つである。